『エビングハウス…』

うちの奥さん、最近おいらよりも早く起き、家を出て行くのだが、ほぼ毎回〝携帯持った？財布持った？〟とベッドで寝惚けながらでも聞くことにしている。

心理学者のエビングハウスが唱えた理論で忘却曲線と言うものがある。これは、中期記憶（長期記憶）の忘却を表す曲線のことで、要は人間、時間に比例して物事忘れる と言うことである。

エビングハウスは、自ら 「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節（rit,pek,tas...）を記憶し、その 再生率を調べ、この曲線を導いた。エビングハウスの名から、「（ヘルマン・）エビングハウスの忘却曲線」とも呼ばれる。


[編集] 結果
20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後、には79%を忘却し、21%を覚えていた。



まぁ、意味不明な言葉は忘れやすいのは事実だが、それは抽象的に言われている話 で、内容があったとしても、何か語呂合わせしようとしてもやっぱり時間が経てば物事を忘れていく。映画相棒の中でちょうど官房長役の岸辺一徳さんが「忘れると言うのは神が人間に与えたもうた能力である」、なんてことを言っていたが、まさに忘れるのである。実際、おいらも浪人の時は日本史の年表全て覚えたさ。しかし今はかなり忘れたさ（笑）。

人間忘れやすい生き物であるが、カギ、財布、携帯、定期入れ（名刺入れ）はやはり会社に行くときにそれこそ〝携帯〟するだろう。そりゃそうだ。会社に行くのに定期や携帯がないと電車にも乗れない。ランチしようと思っても財布や携帯がないと支払もできない。ホントに一銭も持っていなければ帰宅するしかないが、今は代替手段が色々とあって、何とか会社には行き着けるかねぇ。便利な世の中です（笑）。



話変わるが、とある晴れた日、おいらの予定はランチMTGからだったのだが、朝若干寝坊をした奥さんをおいらは車で送ることに。

実は朝、駅まではよく送るし、夜、遠くても迎えに行く。特に帰りは心配なので、御成門とか 六本木とか勿論地元駅も含めて大体どこにでも迎えに行く。まぁ、朝は必然的な理由で送ることが多い（笑）。それは単純な理由で朝起きるときに中々ベッドからスッキリ出られないようで、目覚まし後平均10分はベッドでウダウダ…。おいらがここ最近どこか特定の場所に 毎日出勤と言うことがないため、TK（タイムキーパー）もしなくなってしまった。前は、「後何分だよ」、と出かける時間を切って、脅しのシグナルも送ったりしていたのだが、今はそれはしていない。

車の中で携帯で調べさせて、どこの駅から乗れば間に合うかを理解した上で246を走らせていたのだが、どう考えても最後まで送らないと間に合わない（笑）。と言うことで御成門までブーブーと行ってみた。言ってしまうと、これ、実は初めてではない。車かバイクであるかを問わなければ何度もオフィスまで送っているね。 ま、良いんです。前は自分がオフィスに行く途中だったしおいらもバイクで出勤していたからね。で、今回はフレックス出勤だったので10時半ピッタリに御成門到着と無事遅刻を回避！間に合ったねーなんて良いながら安全運転していったので、朝ごはん抜きだったおいらに奥さんがコンビニでドリンク買ってきてくれると言うので待っていた。


しかしどっかで一抹の不安が頭を実は過ぎっていたのである。


それは何かと言えば前日在宅勤務をしたうちの奥さん。PCを自宅に持ち帰っていたのである。あれ、今日玄関出る時PCバッグ持っていたかなぁ、と。ドリンクを待っていたおいら、漸く奥さんが来たのであるが、血相を変えている…。

〝PC忘れた…〟

その後表参道で知り合いの元D通の人とランチMTGだったおいら。一度帰宅した後、PC持参致しましたよ。おいら、奥さんのこと大切ですからねぇ。仕事ではうちの奥さんを完璧モードにしておきたいのである。なので、PCだけは忘れないで欲しいものである…。PC忘れたのも初めてではない気がする。。。敢えて、忘れない方法を確立して欲しいので、Blogに洗いざらい書いちゃいました。あ、勿論今回のことはBlogに書くよ、と伝えていますの でね。