土屋太鳳と山崎賢人が主演の2015年の「Orange」と言う映画を観た。
結論、良かった。
おいらの嫌いなパラレルワールド系の映画だったのに。。アニメの「君の名は」より一年前の実写版。6人と言う大掛かりな進行でパラレルワールドの世界観を2時間半掛けて描き切っていた。最後、結局どちらの世界も有り得る、と。それを敢えて中途半端に描いて終わったあたりが自分的には肝だった。一つだけの世界に収斂させようとするから、パラレルワールドの世界観は嫌い。と言うことをこの映画を観て思った。
まぁ、矛盾点は色々とあるんだよ、映画だから。
だって26歳の彼らからすると、16歳の時点での事件で彼が助かったかどうか分からないままなんだろうけど、ホントはそうではない筈。でも、助かったそのあとのストーリーはパラレルワールドだから、別物。全く別に進んでいく、と言うことを前提に別の、まさに、パラレルワールドがありうるんだって言うね、その世界観を許すところが気持ち良かった。逆に、最後丘の上で6人がいて、生まれた子供が居なかったりしたら、なんだよ、って。あの赤ちゃん、「翔」って言う名前なんでしょ?もしそのまま菜穂と翔が結婚して、、、なんてなったらもう話しが終わらないし、全然詰まらない。映画だからロジックが要らないなんて言えないし、かと言って琴線に触れる部分がなかったら全然映画として成立しないしね。
原作の漫画なんてあることすら知らなかったし、いきなり映画を観たから、正直言えば映画の世界観しか知らないけど、十二分に楽しめた。
土屋太鳳ってあんなに小さかったんだね。なーんもイメージなかったし、ぶっちゃけ声もちゃんと聞いたのは初めてだけど、良かったね。
清水くるみって、相棒に出ていた頃から実はずっとInstagramでフォローしていたんだけど、何に出ていても清水くるみなんだよねぇ。良かった。
山崎紘菜って子、初めて認識したけど、メッチャ美人だねぇ。ちょっとフォローしていこうと思う。