MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



我那覇弁護士団がCASでの訴訟後のJリーグの対応を批判した文書を発表した。

1年掛けて、更に4500万円も掛けて苦労もあったのであるから当然である。勝訴の判決を受けた後、弁護団としては当然得られるものが得られていないのであろう。最も大きいのは名誉回復なのではないか。実際、Jはあの行為自体はドーピングではなかったとは言っていないと未だに言い続けているし、後藤医師に対しての謝罪もないままだ。

JはCASの判決後、リリースするものするものが立て続けに対応及び内容が不味い。

Jはそれほど自分たちの行いを正当化したいのであろうか。実際当時の行いはWADAの規定に基づけばどちらか分からないものだったとしても、その後の一連の対応は間違っていたのであるから、遺恨は残さない方法で解決すべきであろうし、その方向性は見せるべきだ。

しかしよく考えると、今回の話、フロンターレの姿勢がどうにも見えてこないように思える。自分たちのチームドクターはとっくにフロンターレを辞めているが、今回の件で呼び戻すことはしないのであろうか(動きが既にあったら関係者ゴメンなさい)。そもそも、フロントトップから、〝俺たちはドクターを信じている。絶対に守る。〟と言うような声明とかはないのだろうか。ドクターを信じ、我那覇を信じて全てのプロセスをサポートする、と言うような姿勢なのであろうか。Jから1000万円の制裁金を課され、クラブは今回の件で返還請求をしているが、ちょびっとしか返してもらえていない我那覇(200万円ちょっとしかJから判決後支払われていない)が負担した支払いに充当する、と言うようなことはないのだろうか。もしそうであるならば、それまでの経緯がどうであれ、フロンターレは男らしい対応をした、と称賛されるでしょうに。

何が男なのか良く分かりませんが…(苦笑)

クラブとしては今更1000万円くらい返還されたところでねぇ。。。これで我那覇が活躍してリーグ戦やカップ戦で気持ちよく活躍してくれればクラブとしては良いだろう。ただでさえ選手生命が短いサッカー選手なのだから。対応を間違えないで欲しいものです。そう言う意味で、Jは間違っていると思うし、弁護団の言うことも尤もだろうねぇ。

無闇矢鱈に人のこと批判するのはどうかと思いますが、、理に適っているのだから堂々とすべきだろう。

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