行き帰りだけはJALのマイルでFlightを取ったのだが、それ以外のFlightは全部バラバラの片道ばかり…。
ある意味、Europaと日本の往復料金は空港税くらいしか払っていないのだから、それ以外のFlightは多少掛かっても仕方ないのかな、とは思うものの、単純にMilanoからHelsinkiまでが片道で9万円とか言われると逡巡すると言うか、いや、ないだろう、と二秒後には選択肢から外したくもなる。そりゃそうでしょう。下手したらその料金でEuropaの往復料金になる訳だし。
とかなんとか考えていて早3日…。
Flight ticketは時が経てばドンドン高くなるもので、Last minutesなんてものはまずない。同じ旅行業界でもHotelはLast minutesが存在し、飛行機は逆に高くなるのは諦念感の持ち方の差なのだろうか。Hotelは見切って、代理店に流したりするよねぇ。少しでも安くして、Utilization、つまり稼働率をどう上げて少しでもお客さんに泊まってもらうようにすることを命題化しているように見える。航空会社だってUtilizationを上げる事に関しては変わりはないとは思うんだが、別に最後に値下げとかしたりせず、寧ろ高くなっていくことが当たり前のようになっている。これはおかしいのではないだろうか…。何か、Hotelにはあって、航空会社にはない諦念感があるのではないかと思ってしまう。これはある意味エンタメ業界の中でも分かれる話で、前売り券と言うものはまず間違いなく安いが、当日券は高い。でも、考え方を逆にすれば売れ残ったものだから安くすると言うことも有り得る。野球なんかは残り7回、8回、9回のticketが安く売られていたりするが、これは試合終了間際でもお客さんが入ってくるからなんだろうねぇ。
そんなことを思いながら必死にEuropa内ので移動のためのticketを探していた訳です。
で、探していたFlightは単純に片道だから高いと言うことは分かっていて、何とかCombinationでticketが買えないか、模索していた訳です。都合3回の都市移動(Paris→London、London→Milano、Milano→Helsinki)が飛行機なので、これをなるべく同じ航空会社でやれないものか、考えていた訳。だが、どうやらそうなるとHUB空港を経由せねばならない回数が2回になってしまうようで。それが嫌ならLCCとか、余程ラッキーな単発ticketを探すしかない訳だ。まだ取っていないが恐らくParisからLondonは比較的代替手段も多いので結構簡単に安いものが見つかるだろう。最悪、電車でも我慢する。ちょっと高いけどね。だからParisからLondonに行けないと言うことはない。また、LondonからMilanoと言うのも比較的多くのAirlineが飛んでいるので恐らく安いものが見つかると思われる。
しかしながら、MilanoからHelsinkiはホントにFin airが高すぎてちょっと直行便を諦めることにした。。。
そこで出てきたのが経由便。そこで浮かんだ選択肢は、Air FranceかLufthansa。Swiss airも考えたが時間が合わず。Air FranceかLufthansaの中で後者にした場合、London→MilanoもLufthansaにした方が良いのかななんて形で探してみた。当然Frankfurt経由になるのだが、やっぱりMilanoへ行くのになぜFrankfurtを経由せねばならんのか、と言うことになった。そこは直行便でしょう、と。これは手間暇とか煩わしさとかではなく、リスク分散の問題でそうした。FRKでBaggage lostの可能性だってある訳だ。まだ旅の前半戦で物がなくなるのは痛いからね。なるべくFlightの数は少なめにしたいから、最低限のところにしておこうと言うことになった。実際、当初、LCCでMilanoのLinateからGatwickに飛んで、そこからまたLCCでGatwickからVantaaに飛ぼうかと言う話もあった。正直一番安い。だが、LCCは突然飛ばないとか平気で起きるし、遅れることが日常茶飯。Connection flightとしてMilano→LondonとLondon→Helsinkiを認めてくれないと次に乗り遅れてもなんら保証もしてくれない。Gatwickで呆然と行ってしまった乗るべきFlightを眺めたりするのは心底勘弁して欲しいと思うしね。その日じゅうにHelsinkiに飛ばないと日本に帰れませんからぁ。。。。
と言う訳でAir Franceにしたのが、外資系航空会社にありがちで、User Interfaceがこれ以上ないくらい酷い…。
日本国内の法律にギリギリ則っているのかな、くらいの酷さで、特商法に基いていないのではないかと思われる箇所が多々ある。支払いの方法で手数料がガクンと上がったりするのは日本の航空会社だとまずない。エアフラは自分のところの指定の支払いは恐らくデビットカードのみで、クレジットカードになった瞬間に@一人あたり、で3000円も追加で料金を取られたりする。これはボッタクリ、でしょう。スポーツで言えば、チケットぴあでticket買って、最後システム使用料だの、発券手数料だのを搾取されるのと同じかそれ以上に酷い。その他、コンビニ払いや他の選択肢を試してみたらフリーズして固まるし、予約の状態で止めようと思って自身宛てに確定した情報をメールしてもなんら届かない。迷惑メールにすら届かないと言う有様…。結局、MilanoからHelsinkiは取れないとホントに痛い目に遇うので、クレジットカードで決済したけど本当に心底嫌な思いをした。そう、そう言えばおいらはAlitaliaのマイレージ番号で登録したが、このFlightでのマイルは加算されない、的に表示されたしね。奥さんの方はちゃんと何マイル付きます、って出たのに!なんだかこう言うユーザーを馬鹿にしたIFにはホントに辟易する。おいらがMilanoの大学院でService managementと言う形で最後のセメスターのMajorを選択して学んだ時には、当時から日本の航空会社などはPositiveな意味でのベンチマークとして見ていて、逆にRomaのFiumicinoなんかはダメな例としてCase Studyで勉強したりした。その他、航空会社の事例等も学んだが、2004年当時に勉強したCase studyと状況がなんら変わってないと言うことなんだね。そりゃ、AZとかが潰れて資本構成が変わる訳ですよねぇ。自助努力で改善プランを建てられず、また料金的なところで過当競争に晒されているのに高止まりしているような業種は、ユーザーの選択肢から外れていくこともよく分かる。
仕方なくAir Franceで予約をしたが、非常に憤りを感じてしまった。
怒りに任せて書いた訳ではなく、UIをしっかりと考えて欲しいが故の話。治す気があるのであれば、弊社がいくらでもコンサルティングします。そう言えば大学院の卒業要件だったのでMilanoからLondonに移住してインターンをしたが、その時に立てたオンラインショップの改善案は、考える事自体が多分その当時としては珍しかっただろうけど、立案自体が楽しかったんだよねぇ。
色々とまた考えながらその他まだ2回ある移動のFlightを取ってしまわねばならないのでまた明日考えようっと。。。
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