MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



大学院で、何でこうもトラブル起こすかなぁ、と言う事がまた...

3月以来毎月グループディスカッションのグループは学校側がメンバーを選定して入れ替わっていた。が6月から10月までは

Some deductive reasons(笑)

により固定化されレクチャー中のグループディスカッションは全てそのメンバーによりされる事になった。メンバーはチリ人の男Claudio、メキシコ人の子Priscila、ドイツ・シリアのハーフの男Sakerと僕の4人。

クラウディオは前の家も近かった事でまぁそれなりに仲は良い。ちょと子供っぽいところがあってたまに衝突するけど普通に許される範囲で仲よし。現に4月か5月のAccountingのアサインメントも同じグループでやったしね。プリシラはホント真面目で良い子。笑うと超可愛いんだけど、トルコ人のイゼットと付き合い始めて授業中でも目に余るくらいベタベタしている・・・(笑)おいおい、クラスのポールポジションに二人並んで座るのは良いけど10分か15分に一回キスするの止めろよな、、、ま、それは兎も角、授業はとても真面目に聞いてるし彼女のノートはとても素晴らしい。

が、、、

もう一人の、サカーがトラブルメーカー・・・・

実はこの6月からのグループ、一度変更された。それも発表された翌日くらいにすぐに変更に。一部僕以外の人も知っていることなんだけど、理由は、このトラブルメーカーのサカーが前にも書いたイタリア人のジョバンニと同じグループだったために一緒にやりたくないと駄々を捏ねて変えさせたから。皆、結構いい迷惑した。何故ならそのグループが発表されてすぐに皆、どうしていこうか、なんて話しを授業後にしていたのに、その翌日いきなり何の〝Reasonable〟な理由もなされないまま変更になったからだ。

複数の情報筋からの結果、サカーが文句を言いに行った結果変更されたことは間違いない。ま、僕はそんなこと人に言っても仕方ないし大人気ないから誰にも言わなかったけど、皆薄々気付いていたみたい。

そして、7月の頭、3週間程前だったかなぁ、クラウディオが突然、〝ちょと話したいんだけど時間くれ〟とでかい体を揺らしながら近づいてきた(苦笑)。何かなぁ、と思ったら、

〝俺とプリシラは、もうサカーの態度に我慢できん〟

と、怒り心頭。ま、この兆候如何にもラティーノに見られるような一時的な怒りかな(笑)と思ったら、クラウディオは、サカーがアサインメントをやってこなかった回数とか、グループディスカッションをサボった回数とか緻密に数えていて、、、


〝こんなんじゃsame as f-cking Italian! 〟

(原文そのまま。一部省略&日本語に変更)

〝何でわいらはまた我慢せなあかんのや?もうやってられへんわー〟

と続けざまに、関西弁で言うとこんな感じの言い回しで怒りまくってる。で、僕としてはいつも冷静なプリシラにも聞いてみたいと言うことで彼女からも話を聞いた。で、3人で話をしたらどうもプリシラも〝犠牲が多いわ、私たち〟と若干お怒りモード。〝だからサカーに言うべきよ〟とも。ま、二人が言うなら僕は基本的に反対しないし、話す場には一緒にいるよ、と言う事で奴を呼び出すことに。そして話をした結果、サカーは話をしてくれてありがとう。俺も今度からは努力するぜ、と言う事でクラウディオも矛を収めた。

ところがその後、事は更に一歩悪い方向へ、、、、

先週の金曜日のマーケティングクラスのケーススタディーのグループディスカッションで、再びサカーは何もやってなかった。3週間前から殆ど何も態度が変わらん。クラウディオがいち早く折り目の何もないハンドアウトに気付き、読んできた?と一閃。するとサカーは一枚目を開き、ほら、オレンジのライン引いてあるだろ?と見せるもののすぐカバーシートを伏せる。。。2枚目以降は何も読んでないからだ...子供かよ、おい…すぐ分かる嘘付くな...

その事については何も触れないまま、3人は色々と詳細を詰めながら取るべきマーケティングプランなどについて喧々諤々。が、サカーは上の空(因みにこの男36か37歳)。。。別に無視してたわけじゃないけど、この時はクラウディオもプリシラも特に何も言うことなくせっせと3人でケースをこなしレクチャーに戻った。

その晩、サカーから僕らにメールが来た。。。内容は下記の通り。

 I am very sorry to disappoint you not to be able to participate in the group as much as you expected ...
As a consequence for that, I am quitting herewith the group.
I wish you good luck in the exams and have a nice weekend and a nice holiday.
Sakhr
(メールからそのままコピペ。)

土曜日の夕方クラウディオから、このメールについてどう思う?と聞かれる。が、一先ず特に話をすることもなかった。このメールみて、学校辞めんの?と思ったがそんな殊勝な事あのシリア人が考える訳ない...

月曜の朝マーケティングのテストを受けた後、クラウディオが僕を呼び、Jane(コースその他を取り仕切る責任者の一人)のところに話に行こう、と言う。Jane曰く、これはルールだから僕らは全員遵守する義務があるもの。勝手にチームを抜けるなんてこと許されないから、大学院サイドからオフィシャルに彼に警告すると言う事で収まりました。。

なのに、、、(ここからオチ)

当の本人さっき夕方大学院でMBAディレクターと話をした後に、意気揚々と、
俺はチームを変わるぜ、はっはっは…
と大声でクラスメートと話してるし…

つーか、ディレクター、何なんだ?
何もしていないのと同じじゃん?
月曜の夕方あったパーティーの時に僕にヒアリングしてきた意味ないじゃん?
なんであいつの我侭そんな許すわけ?

もういい加減バカバカしくなってきたよ…

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コメント
 
 
 
おもいやられますねえ (Yas)
2004-07-29 11:24:38
BostonでSummer中のYasです。どもども。



今回のお話、なかなか私にとってもHotな話題でした。

SummerコースでGroupWorkがあるんですけど、

メンバーの一人が超わがまま。。。

(モ●ッコ人の女の子なんですが…)



Pre-MBAでさえこうなんだから、ましては本番MBA、

しかもItaly・・・、先が思いやられますねえ。



お互い頑張りましょう。



ではでは。Milanでお会いするのを楽しみにしています。





Yas



 
 
 
ま、これはどこでも同じでしょうね・・・ (KEN@Milano)
2004-07-29 17:23:04
うちの大学院はインターナショナル!なんて言うクダリ、要は我侭な人多いですよ、と拡大解釈?しないとマズイですからね。。



ま、Bocconiは間違いなくもっといますよ、誰に聞いても…(苦笑)



Bは我々の大学院より〝勝手に〟コンペティティブなオーラ醸し出してる奴が何人かいるって聞きましたから。。。



ミラノにいらっしゃるのいつでしたっけ?家は見つかりました?9月からのクラスメートのMLとかでルームメート募集してるんでしょうけど、見つからないようなら連絡くださーい。日本人不動産屋を紹介します。
 
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