MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



N社に入社してすぐ配布されたPCは800Mの容量しかない弁当箱かティッシュボックスかと思うようなデカいPCだった。

そんなPCでも一応ちゃんとメールの送受信は可能であった。今なら800Mより桁が8G、80G、と二ケタくらい異なるPCの容量も当たり前で下手するともう一ケタ上の容量でも有り得る。ま、PCの容量は兎も角、その弁当箱のようなPCで実際仕事のメールのやり取りをしていたのだけれども、そんなPCでもメールの着信音は指定すれば、自分の好きな着信音を指定出来た。そこで流行っていたのがAOLの着信音であった。

You got mail

皆がこのファイルをシェアしていたのでオフィスのあちこちでこの音が鳴っていた記憶がある。

おいらが社会人になった時には既に日本にはスターバックスが出店(1996年に日本進出)していたが、そのスタバもフィーチャーされていた映画がトムハンクスとメグライアン主演の「You got mail」。ほぼ最初からオチが分かる映画だけれども、NYの公園風景や街並みなどはとても素晴らしく、最後まで見ていて飽きなかった。ネスカフェのCMに出るなど日本では結構人気のあった女優さんだったよねぇ、メグライアンって。今はOver 50となって殆ど映画で見かけることなくなっちゃったねぇ。

久々にBSで観たけどトムハンクスも若いし携帯が多分一度も映画の中で出てこない時代。

今と時代が違うよねぇ。AOLでチャットして恋に落ちるなんて、今では有り得ないような気がする。You Got mailって言うAOLの独特の着信音、懐かしいなぁ、と思った。SNSとかでは有り得るのかも知れないけれども。。LINEとかが出会い系なんて言われているけど、ちょっと前、いやもうだいぶ前だが10年前Greeが純粋にSNSとして出て来た時には出会い系なんて言われていたからな…。大人が使う分には自己責任と言われるのでAOLであろうと、Mixiであろうと、Facebookであろうと、LINEであろうと関係ないだろうけど。ネットが出会いの元になるなんてこと80年代だとそもそも有り得ないことだったんだろうから。90年代からそうやって時代が変わっていったんだね。そんなことを検証と言うか見つめ直す良い契機だった。

ユー・ガット・メール [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 『連日の雪掻... 『寒空の中・... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。