今回はItalia滞在中に特に困り事もなく。。
いや、風邪が酷くなりましたんで、その点では非常に困りました。正直、Farmaciaで買った薬は効かず…。ま、仕方ない。それ以外のことは、大概良かったです。風邪をひいたせいで、一日の活動時間を絞っていたためか?短い時間でぎゅーっと凝縮した毎日を過ごせたような気がします。と言うか、それ以外の選択肢はなく。。ちょっと休め、と言うことだったのでしょう。日常生活よりも明らかに毎日メチャクチャ歩いているし、毎日毎日出掛けて逆に疲れていたかも知れないからね。そう言う意味で良かったのかも知れないねぇ。San Siroで観戦した試合は二試合とも勝ったし、たまたま入ったお店は美味しかったし。
Italiaに来て、別に毎度嫌な事がある訳ではないのだけど今回は風邪をひいたこと以外は何もなかったのは不幸中の幸いと言うことにしておきましょう。
ま、これが毎日がMilanoでの生活とかになるともう気が滅入る事は間違いない。と言うか、10年前は気が滅入っていたなぁ、と思い出した。日常のことが余りにも東京と異なり、違うのが当たり前なのにそれに憤りを感じる悪循環…。全く意味がないのにね、比べたって。Milanoで大学院生活を過ごすならそれなり以上に大変なことは頭では分かっていてもね、毎日ホント色々なことが起きていたことを最近自分のBlogを読み返してみて思い出した。これから先も、仮にMilanoで住むとして、東京のように気兼ねなく暮らせる程肝っ玉は太くないことは間違いなく、ある意味そう言うことにも気付けたかな。そんなことをLinateを離れる時に思った。今振り返ると、よくこの国に住んでいたなと思うもんねぇw。
良くも悪くも自分本位でないとね、生きていけないのです。
あんまり人の事気に掛けなくなるのは良くないけど、実際そうでもしないとダメだったからなぁ。Italia人的な適当さは多分Europaでも通じません。Londonでああいったスタイルで生きて廻りに不快な思いをさせずに生きていけるのだとしたら、その周辺はItalia人なのだと思う。LondonでItalian Wayを理解してそれなり以上に対応するなんてこと、絶対にしてくれないと思われる。と言うかそうなのです、実際。
あぁ、当時を色々思い出した。
ま、おいらはこの先、Milanoに住むことはないと思うけとさ。でもね、好きなんだよねぇ、この街が。。。Italiaって、ホント理不尽なことだらけなんだけどね。。逆に日本で、表面上上手くやるだけやって、お茶を濁すとまでは言わないまでも、会議の前にあれだけ愚痴っていたのに、会議になると何も言わない、みたいな話で迎合するとか、が良いのか?と言われたらどうなのかと思う。それ以外にも、上司とのノミュニケーションだけはしっかりするけど、実際の仕事は実はお前がボトルネック、的なサラリーマンいっぱいいる訳で、それを由として生きていくんですか?って自分に問わなければならない時、日本だとそう言うこと本当にたくさんある。いや、あったかな。最近はそうでもないかも。
でも、最近そう言うことをこなせるようになっていて、それはそれでどうなんだ、一体、って思うこともまたあったりして。。。。
Italia人なんか、Secondo me、Secondo meって兎に角上司だろうが、なんだろうが、自分の言いたいことを基本言う。ま、中には空気読むようなItalia人も当然いるんだろうけどさ。そう言うアグレッシブなコミュニケーションを、やらなきゃ、って思うことあるもんねぇ、誰しも…。そう言うところがItaliaの良いところだったりするし(とか言って、議論は全く進まないのもItaliaだ・・・)。
基本的にはItaliaは好きだし、毎年でも来たいと思う。それは変わらない。
もっと頑張らねばなりませんね。
自分を強くして、自分を律してね。
この国に来ると本当にそう思う。
あともう少しItalia語を勉強しようって毎度思う。。
Grazie Milano!
Arrivederci Milano!
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