なかもずって、中百舌鳥と書く話は以前のエントリーに書いたが、この町を知らない人には極めて不親切だなぁ、と感じた。
知らないから検索する。検索する際に選択肢が出る。しかし、その選択肢のどちらを選択して良いのか分からない訳である、、、平仮名なのか漢字なのか、その駅名の違いは旅行者など関西在住者以外には分からないのである。三宮にしても、三ノ宮なのか、知らない訳だ。何故統一しないのか?渋谷には、銀座線、半蔵門線、田園都市線、東横線、副都心線、井の頭線、山手線、埼京線、湘南新宿ライン、成田エクスプレスと多分JRは何か抜けているような気がするが、全て「渋谷」駅である。誰も迷わない。駅探とかで検索する場合、括弧書きとかで上記のような選択肢が出てくる。だから何線に乗れば良いのか、不明瞭なことは欠片も存在していない。「なんば」なのか、「大阪難波」なのか「難波」なのか、旅行者、出張者にどうせいと?今日実際、とあることでホントに迷ってしまったのでね…。実害ありまくりです。
実際これ程出張に来ていても分からないこと多々ある訳である。多分、大阪出張って30回や40回ではない。何処の角にどんなコンビニがある、とか、国内外問わず一度通った道は必ず何かしらのインデックスを付けて記憶するが、関西の地名だけはホントに無理。非関西人には、分からないことを前提にしてくれないと非常に困る。。
こんなネーミング、ビジネスセンスの問題なのか。。。?
前にも書いたが天王寺は大衆的と言うか一般的で、阿部野橋は地元民が分かるからと説明をとある人からされたが、仮にそう言う構図で大阪駅と梅田駅を命名しているのならセンス悪い。地元への配慮と地元民にしか分からないこととは大きく異なる。駅名のネーミングポリシーはそう言うものではない筈である。
昨日、教授とかとの懇親会で、大阪が既に単なる一地方都市になっていることに気付けていないと嘆いていらした。個人的な観測も含めての話であり、通説として成立するか否か等飲み会の席でもあり何も検証はしていない。故に、関西人がそう言うものの、当たっているかは分からない。ただ、無意識化にしか存在していないが、実はその実存性が恰も隠れているような状況若しくはそこから目を背けるような状況であるとするならば、顕在化させ、きっちり議論をしないと埋没する一方ではないかと危惧する。実際、地方都市としての意識が功罪いずれの面でも、駅名に悪く影響しているのなら哀しい事ではないだろうか。。。
大阪は、日本で四番目の都市なのだから、それなり以上に人が訪れる訳である。関西の魅力に味噌つけるようなネーミングは止めて、誰にでも分かるネーミングにして欲しいと切に願うものである。
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