大人になり、いや、それもだいぶ経った30代以降な気がするが、魚を美味しいと感じるように。
寿司は食べたが、焼き魚、煮魚なんぞを夕飯に食べるなんて20代の時分では考えられぬことであり。。いつぞやよりその美味しさに気付き、嗜むように。のどぐろの塩焼きなんてのは確実に30代になってから食べ、寧ろそれを好きと言う程に。brunchに魚の定食を食べるとか、そういうのは40代になってからやも知れぬ。今は世田谷通りのすみさわなんかによく行ったりするのはその典型的な傾向。
果たして、六本木ミッドタウンで、鈴波を久々に見付け、今夜の夕飯に、と焼き魚をいくつか選んだ。
さわら、銀だら、金目鯛。
この鈴波、と言うのは故郷名古屋の老舗である。高校1年生までしかいなかったので、その当時は魚料理なんかには良さに気付けず、矢鱈と肉ばかり。しかし、ここの焼き魚の美味しさに、六本木ミッドタウンが出来てから、東京で故郷の良さに出会うと言うね。守口漬けのお店が起源らしいが、魚を旨味に付けて、そして焼く。美味いに決まっているんだが、この味に大人になってからでも、気付けて良かったと、そう思える。
うちのみらんくんはパクパク食べてましたな。
彼なんかは、魚の方が好きそうな傾向もあるが、牛豚鳥とそれなりに食べるので、こう言った魚を含めて良質な蛋白質を摂って育って欲しいなと切に願う。
またミッドタウンでこの旨味を堪能したいね。