MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



先日、MTGをしていて途中雑談になった時のこと。

お相手ははおいらよりも3つか4つ上の方。とある企業の代表取締役の方。以前より色々と話させてもらっていて、誘っていただいたり誘ったり。予定よりもかなり長い時間話をしていたのだが、その方が突然、「最近、集中力が中々、、、」と話された。続け様に「年齢のせいなんですかねぇ…?」とも。


元々、集中力がないおいらw。


これは受験勉強の時に思ったんだよなぁ。まぁ、中学校の時はメチャ成績良かったからそんなに問題ではなかったんだけどさ。高校の時にガクンと成績が落ちたのは色々と煩悩が多過ぎて、集中力ないと思い知らされた。。。そして好き嫌いで言えば、嫌いでもやらねばならぬことが世の中多いんだな、と言うことも思い知らされた。好悪ですべきことの選択を出来るなんてことは現実問題有り得ない訳だから、高校生時分にそう思ったのならその頃からちゃんと自分を改善すべきだったな(苦笑)。


正直今でも自分の中で、さぁやるぞ!と思う迄のアイドリングタイムが長すぎると思う。


いざ、やるとなるとこれまた完璧主義者の血が諸々邪魔と言うか、最後まで徹底してやらねば気が済まないと言う、ある意味波が高かったり低かったりするのもとても宜しくないと自認はしている。実際、Milanoでの大学院の時の修士論文、勿論下調べや素材構成などはそれまでの間時間を見ながらちょくちょくしていたのであるが、最後、論文を書くぞ!と言う時が締め切りの数日前w。その時はLondonのマンションのベッドの上で書き始める覚悟をした。そして、24時間、傍らに何かドリンクを入れたグラスを置いていたような朧けな記憶はあるが、ご飯も食べず、トイレも多分行かず?ただひたすら原稿を書き起こした。時計を見てビックリしたんだよね。あれ、さっき書き始めた時間と同じところを時計の針が指しているなぁ、と。。ほぼピッタリ24時間で書き上げたってこと。ぶっ通しでやり遂げることが出来たのは火事場のなんちゃらと言うか、ヤバイ、これ書かないと大学院を卒業出来ないじゃん!と言う危機感とでも言うべきか。。。それが9年前の話だから31際か。まぁやればやれるってことなんだな、その歳でも。


そんな集中力の向上にはどうしたら良いか、等と言う話をしながら暫しの時間を過ごした。


「どうやったら集中力は戻るんですかねぇ」、と言う事に対しては2人の会話の中でこれと言った解決策も出ては来なかったのだが、座禅と陶器作りと言うのは話として上がった。土を捏ねている時の心境はそれもう気持ち良いもので、一心不乱に、集中しながら作陶している自分を見つけられた。「いっその事、一度2人で何処ぞのお寺さんで修行をし、そのまま陶器作りをしに行きますか?!」などと言う話にもなった。半分冗談なのだが、話しながら、それはマジで楽しそうなアクティビティだなぁ、と思ったので実現しないかしら、とも密かに思っているw。別に遠くの何とか寺、とかに行かなくても都内近郊の禅寺に行って雑念を取り払い、集中力を高めるトレーニングとして座禅をさせてもらうのはありなんではないかと本気で思っている。別にリラックス効果とかは全く期待していない。正直、座禅はしたことないけれども、あれほど自分と真摯に向かい会い、そしてそれは思っている以上に辛いことなんだろうなぁ、と言うのは体験せずとも分かる。あとは体験価値だけを積み重ね、自分を追い込むと言う作業をするだけの話だ。


思い立ったが吉日と言うが、来月あたり、ホントに40を過ぎた男2人で座禅と作陶に行きませんかと誘ってみますかね。


さて、原稿を書かねば…。在りし日の修士論文の執筆なんかよりも遥かに文字数は少ないのだから。あの時は英語で100数十ページを24時間で書いたんだよな。100点満点でほぼフルスコアだった。何気に思った以上に良かったんだよな。頑張ればやれる、と言う小さくはあるが実績があるんだから、もっと今後は計画的にすべきだよなぁ。。。。

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