MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



8月7日のジャイアンツ戦にて、あなたは長野選手への頭部死球で危険球退場になりました。

硬球なんて言うとボールだろ?と言う人もいるでしょうが、あんな硬い石ころのようなものが18メートル先から140キロ超えたスピードで頭に当たってごらんなさい。ヘルメットがあるとは言え、下手したら脳挫傷ですよ。



野球には明文化されたルールブックがある。また一般的にスポーツ共通の不文律だがスポーツマンシップと言うものがある。危険球退場処分はルールに基づいたものであるから嫌が応にも遵守せねばならない。退場は当たり前の処分であるとして、ホームベースでピクリとも動かない、いや動けない長野選手に駆け寄りもせず帽子一つ取らずふてぶてしくマウンドを降りた。少なくともスタンドからはそう見えた。意図的に危険球を投げるシーンではなかったから自分でも、『あ、やってしまった』、と言う感じだったんだろうがそのままマウンドから降りたのは事実だ。ルールブックでは退場と言われればグランドから去らねばならないが、謝りもせず退場しろ等とはどこにも書いていない。アンパイアはそんなことせずにとっとと退場しろ、とは絶対に言わない。


あなたはどうするべきだったか。


プロ野球選手として、社会人として、人として、グランドで犯した失態はグランド上できっちりけじめを付けるのがスポーツマンシップなのではないか?ダグアウト裏でジャイアンツサイド迄行って謝ったかどうかは知らない。それすらしていなかったらもうプロ野球選手は辞めた方が良いが流石にそれくらいはしただろう。また中継ぎとは言え今日は上がりであるならチームマネージャーとかと病院に行ってると信じたい。頭はないよ、頭は。肩や肘なら当てて良いなんてことはないが頭はない。


何度も書くが、やはりグランドできっちりけじめを付けるために帽子脱いでその場で謝るべきだったのではないか?呆然と立ち尽くしているだけでは何もしていないのと同じだ。隣に座っていた子供たちは一様にビックリしていた。罷り間違ったら、小さな子供は殺人現場を目撃させられた訳だ、野球を観に来ているのに。。スポーツの中に介在する教育的要素は数パーセントかも知れないがあんな危険なシーンの後に、更に非礼なシーンを子供に見せたい親はいない。悪いことしたら謝る。小学生でも知っている。


当たり前のことを君は出来なかった。そのことに無自覚でいると人間成長など出来ないと思うが如何か。


また君にはカープファンからの長野コールは聞こえただろうか。スタジアム内が騒然とし、いつまでもホームベース上で起き上がれず、担架にすら乗せられない状況か暫く続き、長野選手にカープファンですら声援を送る事態をどう捉えたか。礼儀を学ぶためにスポーツをしている訳ではないだろうし、スポーツをしていれば礼儀が必ずしも身に付く訳でもないだろう。しかしカープファンは長野選手にに対しての礼儀や気持ちがあった。

プロ野球選手である以上、そこに夢や希望を持って応援しに来ているファンの目があることを忘れてはいけないと思う。

総じて昨日の君の行動は最低だ。猛省すべきだろう。その場で出来なかった以上は反省の証を何かアンオフィシャルにでもブログ等でも良いから出せばファンは分かってくれる筈。そうしないと次から君のピッチングはファンから支持されなくなる。反省し、そして次に気持ちよくマウンドに立って気分よく投げて欲しい。そうすれば昨日のマツダスタジアムにいた長野選手にコールした素晴らしいカープファンは再び温かく見守り、声援を掛けてくれるだろう。



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