『第519回 Kensington Place restaurant…』

結構家から近いところに良いお店が散在するNotting Hillなのだが、夕飯はちょっとお洒落に着飾ってKensington Place Restaurantに行った。

ここ、家から歩いて3分程（笑）。物凄く近い。まぁ、そもそもおいらの家はNotting Hill駅から歩いて3分程なのだから、駅前に行けば良いお店は多いのは尤もである。

この日は朝からCafeを梯子して朋子はお勉強、おいらは仕事をしていた。ずーっと頑張ったらご褒美で美味しいもの食べに行こう！って言うことで約束していたのだ。実際、一度Portobelloのカフェに行ってしてから一度充電のために家に帰り、その後夕方PCの電池がギリギリなくなるまで頑張った。

お互い、スターターで白ワインを嗜む。彼女は2003年もののシャルドネ。おいらは2001年もののリースリング。どちらかと言うとシャルドネの方が甘くて美味しかったかな。実はイタリアに1年もいたのに、それ程ワインを飲む機会がなかった。たまに友達とご飯を食べに行った時くらいで、後は殆ど自宅で自炊だったからだ。元々遺伝でお酒は飲めない。ビール一口であっと言う間に赤くなるし、駄目なお酒だとホントに二日酔いじゃなく、その晩のうちに頭が痛くなる。しかし、UKに来てから休日の午後にワイングラス、みたいなことをたまにしている。ちょっぴり優雅な生活だ。

程無くしてフォアグラとスイートコーンパンケーキが運ばれてきた。美味しいフォアグラが食べたかったのだ。これは彼女と一緒に半分。もう、ホントに美味しかった。昨年末Milanoから成田に帰る時にJALの機内でフォアグラを食べたのだが、これがもう…（大粒涙）だから、美味しいものを食べたかったのだ。。ここのフォアグラはお勧めでございます♪

そして食べる前からアントレとしてパンがバスケットサービスであったのだが、そろそろ次のパンが食べたいなぁ、と思っていたらちゃんと持ってきてくれた。ここはイギリス？と思いたくなるくらいサービスが良い。特にウェイトレスが二人とも良かった。ウェイターの一人も、お客をお客としてきちんと扱い、とてもすがすがしい感じがした。一人仏頂面がいたのが、イギリス人っぽかったけど（苦笑）きちんとサーブしていました。社員教育が行き届いているのでしょう。って言うか、きっちり〝サービス〟が何たるか、を伝えていると思われます（推測だけど）。

そして、メインディッシュだが、彼女は魚。おいらはサーロインステーキ。それぞれつけ合わせに彼女のお皿にはマッシュポテト、おいらにはフライドポテト。これが如何にもイギリスらしい。そしてそれぞれホウレン草が付いてきた。彼女の魚はホワイトソースでやんわり煮込まれている感じ。おいらのは甘みがしつこくないとても美味しいタルタルソースと胡椒で食べた。これが絶品♪

いやもう、久々に夕飯を堪能。イギリスはご飯が不味いと言われているが、ちゃんとしたところに行けば美味しいものが食べられるし、サービスも良いのである。

問題はお勘定だけだ…

7回も行くと一月の家賃。。。

でも良いのだぁ！
美味しかったのだぁ！

と言う訳で夕飯を満喫でしたぁ

Kensington Place
201-209 Kensington Church Street, London W8 7LX
e-mail : kpr@egami.co.uk
Phone : 020 7727 3184