MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



あの日、昼から三軒茶屋で前の会社の同僚とインターンの院生とMTGをしていた。

多分14時半くらいを目処に解散をしたはず。そのインターンの学生をバイクの後部座席に乗せて駒沢の自宅に帰ってきた。鍵を開けて家に入り、さて、MTGの続きをしようか、と思った瞬間に揺れた。

14時46分…。

その後全ての生活が変わった気がする。でも、お前は東京に居て、実際には東北に居ないではないか、と言われるかも知れない。しかし、その後の東電の原発爆発を契機に、食に対しての考え方や子育ての場所などの考え方を変えた人が多々いる。実際、東京を捨てて移住した人も居る。捨てるなんて言うと言葉は悪いが、東京を捨てる気持ちも分からんではない。それくらいのインパクトであった。実際、NYに居る友人がうちに来るか?と言ってくれたり、Bulgariaに居る友達が移住してくるか?なんて気持ちを伝えてくれた。自分のやりたいことなどを総合的に勘案して東京に居座ったけどね。

数日前に福島産の食材を避ける人が16%いると言う事に対してキャスターが必死に大丈夫だと言っていた。

しかし現実的には某CXのキャスターがそれをして白血病になったではないか。。。もう大丈夫だと言える根拠は?マスゴミの報道でそれを信じる?スーパーの棚に、同じホウレンソウが二つあるように見えて、一つは九州産で一つは福島産であればどちらを選ぶか?悪いけど間違いなく九州産を選びます。まぁ、九州産と書いてあるのに実は福島産でしたなんて言うブラックなことをスーパーからされていたらもうどうしようもないのだけども。。。現実問題として、あとからその野菜などが実は除染出来ていませんでした、とか、検査自体が曖昧なものでした、とか絶対ないと言い切れるのか?津波に関しても15mクラスの津波の危険性を想定外と言い続けていた東電の内部文書に、危険があるので対策は不可避と言う文言があったのが今更ながらバレたりしている訳だし・・・。その時々の危険性が回避されている等という言説を鵜呑みにできる程、政府やマスゴミは信用できる筈がない。

自分の身は自分で守るしか無いけど、あの地震の時には守れなかった、守りようがなかったのが実情だったと思う。

それはその後の判断としてもそうだと思っている。あの津波に家も家族も流されるなんて、誰が想像して日常生活を送っていただろうか。不可避だったんだろう。。。未だにご遺体が見つからないままの方が未だまだ多数いらっしゃると聞く。ご遺族の方にとってはまだ震災は終わっていないのでしょう。依然として17万人の仮設住宅居住者がいらっしゃるとも聞く。自分としては、のほほんと暮らしているつもりは全く無いが、自分の中に震災を忘れるようなことがないようにだけはしたい。 

14時46分にはきっちりと手を合わせたい。 



 



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