MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



全体感を持って仕事をしていると、今何処の何を話しているのか、確認がし易い。

逆に場当たり的に仕事をしていると手戻りが発生したり、qualityが低かったり。。残念乍、最近そう言う事が多い。これは持って生まれたものもあるのかな、と思う事もある。就活の面倒を見ている学生、久々にこんなに優秀な子を見たなと思うくらいよく仕事が出来る。バイトをしてもらったが、projectがいくつかあったら雇いたいと思うくらい緻密に正確に返してくる。これは仕事をしたことのない学生と言う意味で現在のところ誰かが何か仕事の仕方を教えた訳でもないのだから、天性のものの可能性が高い。

一方で、何年仕事しておるんだ、このおっさんは、、、と思う事も多々ある。。。

年次が長くなればそれで優秀なんてことになるハズもなく、残念乍らほぼハズレの年代すらある。大学卒業後に入った会社の部署などは正直即座に辞めて頂くべき人材が山盛り居ましたしね。ある一定以上の役職に何故にこうも大量に仕事が出来ない人が発生するのか、不思議でした。が、その答えは一昨年迄やっていたprojectのmemberを見て、一部上場の中にこうやって発生するんだな、と不具合とも言うべき事象を目の当たりにしたので理由はよく分かりました。いや、分かってしまったのである。

冒頭の話がまさにその発生の分かれ目で、仕事のframeworkを見定められない人は二流になり(若しくは二流以下。。。)見定められる人は一流か、それ以上のlevelになれる。後者になれないと、戦略を決めたり、schemeを設定したりするようなpositionには就けない。だから、学生が就活の時に聞かれる志望動機は実現出来ない事が発生する。結果的にミスマッチになり、自己PRは兎も角、志望動機を実現させてあげたくともこの人には任せられないな、となるとどんどん下流の作業要員と成り下がるのは必然なのである。

大学に居た頃から、logictreeを使って全体構成の構造化をするtrainingを受けたためか、ICUの学生はそう言う事が得意なのかも知れぬ。

その点、luckyだったのかな、学生の頃から鍛えられてね。

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