MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



ケルンで行われた日本対ブラジル戦で、途中で乱入者が入ったことはテレビの画面でも見て取れたことであろう。

その観客は後半突然バックスタンド中央辺りからピッチに入って行ったのであるが、ものの見事に進入したと言える。逆に言えばスタジアムの警備員の甘さであろう。正直、ガタイはでかいものの、全く敏捷性に乏しいものばかり。。クラブのバウンサーみたいなのが何人かいたが、決まりきったように、スタンド最前列からは離れて、とか言っていただけ。日本の場合、国立でもさいスタでも横国でも、大概1列目とか2列目とかは死に番にして空席にしてロープまで張る。国立は降りようと思えば降りられるが結構高さがあるので厳しいのだがそれでもそこまでして、更に清スポが警備する。

ブラジル戦の会場では実はその前にも乱入者があったそうな。同じ会場で2回目。日本でこんなことが立て続けに起こったら次の警備は間違いなく別会社になるであろう。観客は入場に際して一応金属探知機とかで調べれることになっているが、Frankfurtは実施していたが、Cologneの会場はバッグを開けさせて簡単に調べただけだった。もしナイフとかを持っていたら、あの時ロナウジーニョはもうこの世にいないことになる…

そして昨日のブラジル対ドイツ戦でも乱入者があった。これで今大会3度目である。問題の本質はネットがなかったりすることなのかも知れないが、イングランドのスタジアムを模しているドイツのスタジアムはやはり試合の臨場感を味わうためにネットを張らない。加えてサッカー専用スタジアムのために、トラックがなく、侵入者がいた場合にはいきなりピッチになる。余白がないのは困ったものだ。。

警備員を倍増する、と言う談話が載っていたが、それだけではなく、もっと警備に関しては厳重にするべきだと思う。これでは折角の試合の流れが台無しになる。本番ではこのようなことがないようにしてもらいたい。


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