基本的には、何か特別な事がない限り、おいらがみらんちゃんのお迎えに行くんですね。
その日、何事もなくおいらには行かない理由はなく、また保育園から途中で呼ばれるような不測の事態もなく、夕暮れの中、洗濯物の取り込みをしていた。月を見ていたら、何か五線譜の上に音符が乗ったような感じでね。
当然、月は一つしかないんだが、この先、五線譜の上にみらんちゃんが色々なメロディーを奏でられるように、音符を置いていってくれたらな、と。そんなことして行ける為には、みらんちゃんが幸せでないと、また世の中が平和でないと無理だからね。
さて、みらんちゃんのお迎えに。