歳を喰ってきたせいなのかは分からないけど、出身の名古屋のことが富に気になるようになっている。
去年末も一昨年の年末も名古屋に泊まったが、もう知っている名古屋の風景ではなくなっていた。それは分かっている。分かっているんだが、それは景色の話。名古屋の食文化は変わってないと思う。実際、きしめんと言うものは名古屋のものだし(オリジナルかどうかは知らんけど…)それが無くなることはないでしょう。やっぱり、新幹線の名古屋駅のホームにあるきしめん屋は有名なままだし、これはおいらが子供の頃から変わってないと思う(事業会社は変わってるでしょうけど?!)。とまぁ、名古屋のことが気になるんですよねぇ…。
名古屋魂。
三つ子の魂百まで、ですかね。染み付いた名古屋への望郷の念は、最早、住むと言う選択肢はなくとも、度々訪れたり、名古屋のものを食べたりすると、多少なりとも叶わない名古屋への気持ちが安らぐと言うかね…。だから、お鍋の締めはきしめんにしてみた。昨日の鍋の残りのお出汁にね、入れてみた。
ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きに行く
そんなことは今どきないんだが、せめてのものね、望郷の念をきしめんに託す…。そんなところですかねぇ。自宅で夕飯を食べて居る時にそんなことを思う。行ったばっかりだけど、名古屋、行きたいなぁ。