8年間ドラゴンズを率いてきて、一度もBクラスがない落合。
いよいよその集大成か。非常に楽しみである。完全に玄人好みの野球であることは間違いないが、これを今きっちり評価出来ないのか、それとも敢えてそのプロセスを経た上での監督任期満了退団なのか分からないが、勝つと言うことがどれだけ難しいか、またドラきちは来期以降ひょっとしたら苦汁をなめることを覚悟しなければならないのかも知れない。恐らく球史史上3本指に入るくらいの優秀な監督なんだと思う。ベストではないかな、と言う要素があるとしたら対外のコミュニケーションが異様なくらい少ないこと。ただ、ただ単に勝つだけではダメだ。これは興行ビジネスなのだからエンタメ的な要素は絶対に必要だ。そうでなければ何をしようとしているのか、ファンは必ずしも分かる訳ではない。だからこそきっちり説明してあげることが重要だったりする訳だ。
まだ奪取したばかりだが、早くも10日にもマジック点灯と言う話が新聞に載っていた。ドラゴンズファンは素直に嬉しいだろうね。来週末東京ドームで巨人戦なんだよなぁ。そこで胴上げとなったら何度目だろう、ドラゴンズの優勝を目の当たりにするのは。おいら、結構ドラゴンズが優勝する、その試合を生観戦していること多いんだよねぇ。ま、その前にナゴヤドームのシリーズで、つまり地元で優勝してくれることの方がファンとしては良いかも知れないね。
震災でルールのだいぶ変わってしまった今年のペナントレースだが、やはり勝つべきところが勝ち上がって行かないと野球の醍醐味が伝わらない筈だ。強いところが勝つ。上手いところが勝つ。それでこそファンも野球を楽しめると言うものだ。弱くても楽しい、と言うのは相当な境地に立たねば言えないことだと思うので。残念ながらにわかファンが多いのも事実で、であるならばきっちり魅せられるスペクタクルな野球か勝つ野球でないと、ね。
| Trackback ( 0 )
|