MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



Jリーグ第13節浦和レッズ対ガンバ大阪は試合自体から大荒れになったことは報道された。

先ず事実ベースから言えば、前半のガンバの2点目。審判は万能ではないにせよ、あの誤審は明らかにポジションも酷いしその後のクレーム処理の対応も酷いし、ある意味最低に近い。

ガンバのバレーとレッズの阿部が競り合って最終的にバレーが触った後阿部が体を入れてマイボールにしようとしていた。そしたらバレーがスローイン。あっと言う間に山崎にボールが渡り、ガンバの2点目が入った。主将の山田の抗議とハーフタイム時のGK都筑の抗議に対するイエローカードは主審岡田の完全なる独り相撲と言うか権力誇示以外の何者でもない。政治学で言えば、権力と権威の違いと言うものが必ず一つの題材として出てくるのであるが、明らかにこれは主審による権力の濫用と言うものである。勿論スポーツマンシップに則って言えばルール、審判を尊重することは当然選手サイドにも求められる。プロの興行である以上試合が成立するために必要な要素は全て整わなければ誰も試合など観に来ない。今回のようにその尊重されるべき主審なのであるが、その主審の明白な独り相撲が散見される場合には、前提条件が崩れる。これは悪法も法でありそれを尊重と言う(それ程のことではないかも知れないが)状況とは違う。選手も必死に準備をし試合に臨んでいるのである。それは何万人もの観客の観る晴れ舞台であり、そこで活躍することを望むステークホルダーが多々おり、何しろサッカーをすることが本職のプロのサッカー選手なのである。

今回の岡田はこう言った独り相撲の常習犯である。

サッカーはラグビー程ではないが、試合中選手と対話をする。〝次同じことしたらイエローな〟とか、色々と内々に警告を出したりする。当然である。試合が荒れそうであればそれをコントロールするべきであるからだ。しかしこの岡田と言うのはいつもいつも自分が主役であろうとする。それは意思表示の方法論の問題だ。今回もミスジャッジはあったが、あえてその事実に付いては何も言わない。それは誰にでも有り得ることだからだ。いくらSR(スペシャルレフェリー)であったとしても100%正しい人間などいないからだ。故に上述、事実ベースで言うところの誤審は距離や位置取りなどにより修正をしなるべく100%を目指すことによる解決策しか見えてこない。

しかし、この主審の表現の仕方に付いては明らかに修正すべきである。

何故か?この岡田の表現は明らかに選手の気持ちを逆なでするのである。ニヤっとするいやらしい表情などはその典型で、これはお前が悪いんだ、みたいな上から目線はホントに選手からするとムカつくのだ。この岡田が選手上がりかどうかは知らない。しかし、選手であればどう感じるか、また人間であればその表現方法が相手にどう伝わるかと言うことはもっと気を遣うべきである。個人的には全く知り合いでも何でもないから全くの推測であるが、かなり傲慢な性格をしているのではないか。SRであることを誇りに思うことは構わないが、その権力を誇示するような方法は全く正しくない。

今回のレッズ対ガンバの事件で、恐らくレッズに対する対応だけが協議され、制裁金などが決められる危険性があるが、岡田に対しての罰則もきちんと協議し対応策を講じるべきである。これは一連の複数の審判の誤審続きに対しての制裁的な意味合いではなく、岡田個人に対してのきちんとした制裁をすべきである。SRであるが故にJリーグの中で岡田を変にアンタッチャブル的な存在として扱い、間違いなどない、と言うような形で見ているのだとしたら大間違いだ。きちんとインスペクションが公平に判断すべきだ。

今のJの公務員的体質の中でそう言った適切・適法な対応が可能かどうか、試されるところである。。。



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