殆どライフワーク的になっていたのだが、毎年必ず就職活動の学生の相談などに乗っている。
それも一人や二人ではなく、毎年何故か4-5人平行して相談に乗っていた。多いときはもう少しいたかな。
今年はミラノに来る前に一人だけに絞って、都内某有名大学に通う男の子の相談に乗っていた。ミラノに来る事が分かっていたので遠距離でバーチャルに対応するのは一人が限度かな、と思ったので。別に大学などどこでも良いのだが、物理的に一人以上の対応をするのは不可能だった。
その学生さんとは、元々、去年の年末某有名スポーツメーカーのクリスマスパーティーに呼ばれ六本木ヒルズの53階のパーティールームに行った時会った(らしい)。その日は、その某有名メーカーと契約するその大学が同社との共同プロジェクトのプレゼンテーションをし、学生さんたちもそのままクリスマスパーティーに参加していた。僕を含め、我々日本代表サポーターグループのスポンサーでもある同社に招待されたのはとても光栄なことでグローバルのトップなどに会えるのはとても普通では考えられない光栄であった。
その時、僕は同社のエグゼクティブ(文字通りエグゼクティブ!!!)と話をしたり、同社のマーケ担当の人などと話をしていたので、殆ど学生さんと話などしていないのであるが、丁度帰り際にクロークの前が人だかりになった時、学生さんたちと雑談になった。そのうちの一人が僕がコンサルタントで、副業として人事コンサルもしていると言った所、就職活動中の学生さんが口火を切り、どうしたらうまく内定がもらえるかについて質問してきた。僕としてはサッカーなど彼らが同社と進めたプロジェクトについて(僕らはプレゼンを聞いていなかったので)聞きたかったのだが…(苦笑)そしてその学生さんの質問に対する答えを僕なりに話し始めた瞬間にわーっと囲まれてしまった。どうも殆どの学生が3年生だったらしく目下の関心事は就職活動だったらしい…一人の学生さんが名刺をくれと言われたのでそこにいた学生みなに渡したのだがその一人らしい。。。
まぁ、どうせ連絡などしてこないし、社会人的には仕事の時と、同期など仲間内に会う時と、合コンの時くらいにしか名刺を渡さないので、ドライと言うかコミュニケーションの仕方を知らない昨今の学生などに名刺を渡すのは若干憚られたのであるが、断るのも大人げないし、と言う事で数人に渡した。
*とは言っても年間に3-400枚は名刺を渡す。
ビジネスとはどこから繋がるか分からない。
どうもその中の一人がコンタクトをしてきたようだ。。。(笑)コンタクトをしてきてくれたのは良いのだが、悪いが覚えているわけなかった。
彼を焦らすつもりなど毛頭なかったのだが、自己PRも志望動機もそれはヒドイもので(尤もここ何年かで良かったと思うものは一つもない。。。。)散々書き直させたのだが、どうも焦るタイプのようだった。自己PRもまともに掛けていないにOB訪問をする。何話したのだろう?とても不思議だ。僕の個人的な経験からすると社会人サイドからは飯奢っただけで基本的に無駄以外の何者でもない。時間もお金も体力も…ま、それでも学生に会うのはたまに金の卵がいるからである。きっと読者の中には会社からペイされる人もいるのだろうが、コンサルティングファームでそんなことができるのはとても稀。全ての食費を落とす者もいることはいるが、実際、流石にそんなものまでクライアントチャージにして紛れ込ませてしまうのは気が引ける…のが普通の感覚。
(続く・・・)
| Trackback ( 0 )
|
面白い話書いて~
頼むよ!
たんきよつれてけよ。お前のおごりで。
武人
7月に日本帰ってくるんだって?
その時にがんばって東京にいくよ。
今日JALの身内チケット10往復ゲットしたし。
あっ自工のコメントありがと!!
俊平
最近は中途採用など即戦力を欲しがる企業が増えているので新入社員より、第2就職の戦力を欲しがる企業も増えてきているような気がします。学生のやる気が感じますが、人に聞く前にまずはもう少し自分を見つめなおして、強み・弱みを整理してから、相談しなければいけないかもしれないですね。自己分析などは就職課などでも十分に相談に乗ってもらえると思います。
しかし、社会人にとってはむやみなOB訪問は確かに迷惑かもしれないですね。特に最近は仕事の厳しさも増していますから・・。
しかし若いエネルギーに触れる事はいい刺激を受けることもありますよね。(笑)
帰る話は誰に聞いたのか分かりませんが、7月には帰れません。。ずーーーーっとテストっす(涙)。
何故働くの?とか言う質問に答えられない。
ぶっちゃけそんな奴、要らないですよね。。。
後、自分の人生のユメ、語れない奴なんて要らない。
何のために生きてるのか、何のために生きたいのか語れないような奴、絶対仕事しない。。。
って言うか、一緒に仕事したくない。。。(苦笑)