2006年6月10日、ICUのChapelで結婚式を挙げてから今日で丸9年。
思えば長い?いや短いのかな?なんかあっと言う間に過ぎましたな。一緒に居続けても新鮮な状況が9年続いていますなぁ。出張の時以外は基本毎日おいらもおうちにいるし、奥さんもおうちに居てくれる。それが落ち着きますな、居てくれると。昨日、山田平安堂で漆器を結婚記念日用と言うことで購入しましたが、こう言うのをなんか暫く経ってから2人で眺めたりするのは良いかなぁ、と。なんか、喜ぶ顔を見られて、それが嬉しい。その日、その日で違う顔するからね。
そうやって、基本的に奥さんの毎日違う顔をすることを見つける夫婦生活が9年続いていますなぁ。
それが楽しいと言うか、違って当たり前だと思っているのでね。必ず何かが違うんでね。仕事して帰ってきて、それで毎日同じ顔の訳がある訳ない。毎日違うことが起きる仕事をしているのだから。仕事から帰ってきてその日に起きたこととか話したり。おいらは仕事の事はあまり話さないけどね。
そうやって毎日顔合わせて、話して9年過ごしてきた。
なんか隣に居て当たり前と思いたくないのもあるけど、さりとて無理やり何かを探している訳ではない。顔付きが変わったりするのを見てすぐ分かるようになってからはより奥さんケアが出来てくるのかな。顔付き以外にも、シャンプー変えればすぐ分かるし、化粧水変えれば瞬間的に分かるし、マニキュア変えたり、そう言う何かの変化はすぐに分かる。これは昔からであって9年経ったからそうなった訳ではないんだけどね。兎に角毎日何かしら変わっていることは分かるよね。
ちゃんと毎日顔合わせて奥さんの顔を見て9年過ごしてきた。
おうちに帰ってくるタイミングはどちらが早いかはその日によって違うけど、おうちに帰って顔を見るとホッとするし、疲れが取れたり、イライラしているのが無くなったりする。それは多分お互いなのかな。おいらは、イライラすると「あぁ、ムカ付く」って奥さんにだけは言うけどw、奥さんはあんまりそういうこと言わないから(最近はそうでもないか…w)、おいらがなんらか役に立っているのかも知れないねぇ。あんまり言わない分、ちゃんと毎日奥さんの顔を見て、今、◯◯って言う状況なんじゃないの?とかおいらの方から言うからね。まぁ大概ちょっとでも頭痛そうだったら分かるから何も言わなくても首とか肩とか揉んだりしたりね。疲れていればマッサージしたりして毎日ちゃんと話すしね。背骨がズレているのをポキってして元に戻してあげたりね。物理的にも楽になるようにしてあげたいからねぇ。ちょっとした脚のむくみとか、色の変化ですぐ分かるから、足の三里のツボを押してあげたり、手の合谷のツボ押してあげたりね。
9年も一緒にいるとだいぶ分かってきたと思う。
でも全部は分からん。
とは言え、誰よりも知っていたいし、知っているつもり。
基本的には、所詮は他人であることを前提にしないといくら奥さんでも何か踏み込んだことになって喧嘩する結果になるからなぁ。奥さんとは言え知ったかはよくないし、でも自分と全く同じだけ大切な存在なので、聞かなくてもちゃんと分かり合える存在で居たいって思うよね。
10年目に向けて歩き出しますけど、無理してでも歩調は合わせたい。
その方が絶対幸せになれるって思うから。と言うか確信しているんだ。奥さんと一緒の方が確実に成功する。小さなことでも、選択肢があれば隣に奥さんが居ること前提の方向の方が良い結果になってきているからね。2005年の9月、最終的にはLondonから日本に揃って本帰国したけど、7月まではおいら、Londonのコンサル会社で働くこと前提でいたからねぇ。でも2005年7月のLondonのテロで、しかも2回もテロがあって(ちょうどUKでサミットしてデモとかあったなぁ…)奥さん的には日本に帰りたいって言うからさ。だったらおいらも切り替えてLondonでコンサル生活するのではなく、奥さんと一緒に日本で働こうって。だから自分だけの夢を追い掛けるのはその時から止めた。奥さんと2人で歩いていくって決めたからね。
奥さんと一緒の選択肢が幸せになるって思ったから。
って、もう一つの選択しなかった方のことは何があっても一生分からんから本当は比較しようがないけど、奥さんと一緒の9年はとても楽しくて充実しているので10周年に向けてはもっと楽しくて充実させていきたいね。
と言う訳で、周りの皆様今後も支えて下さいな。
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