論理、ロジックを理解するのにイメージで理解すると言うのは実はおいらが一番嫌いなことなんだけど、良いかも、この本。
但し、パラダイムの範囲をどう捉えるか、と言うことについてはこの本を読んだだけでは分からないと思う。一般的なコンサル業界で言っているような「パラダイム」の意味と若干異なると思う。ただ、文化的な背景から考える、と言うことについては良い視点かな。意外とクライアントに対して何か説明しようとしても、単なる会社組織的や業界の観点の背景だけでは説明出来ないことは結構あるからね。問題はその裏に何があるのか、何に依拠して考えているか、「前提」としている思考の背景を読み取って、それをロジカルに説明出来なければ相手にとっては的外れなことを言っているのではないか、このコンサルタント、となる可能性だってある訳ですから。
うちのスタッフのインターナルミーティングでもパラダイムが分からないと言っていたので読んでもらおう。多分二度くらい読まないと分からないかも知れない。そして答えはここでは書かないけど、ある意味丁寧にパラダイムを考える時に考えるべき要素を列挙し過ぎていてw、それが却って混乱を招くのかも知れない。それがこの本を読んだだけでは分からないと言う意味。この本を読んで、理解する「下地」を作った後に、それを基にスタッフMTGをしてそれで理解されるかも。
残らず全員に読んでもらおうっと。
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