土曜日は葉山の日。レッスン終わって甥っ子の高校受験合格祝いをした^^
昨年の夏くらいから本格的に進路を悩み始めていました。自分の好きなことで自分が決めたことならどんなに大変なことでも必ずやり遂げ、やり続けることができるよ!自分がいいと思うところに行きなよ^^とおばちゃんとしては助言するだけしかできなかったけど・・・。
彼は自分でいろいろ高校の資料を集め悩んで将来の自分の夢に近づく1歩を学べそうなことろを決めました。
しかし・・・希望が決まったところで現実の自分の実力では夏の時点ではちょっと無理そうだったようです^^;
でも、絶対に行きたい!という希望があるなら努力しなければかなわないんだ!と希望を投げ出さず必死に勉強を始めました。自分自身のわからないところをなくすために一生懸命先生に聞いて勉強したらしいです。
冬の期末テストの点数がクリアできなければ受験資格さえ与えられない・・・と言っていました。成績表も全教科で3が二つ以上あったらアウト^^; あとはそれ以上の成績でなければ受験資格をも得られない^^;
すごい厳しい・・・無理かも・・・とテスト前は言っていました。
おばちゃんとしては手は貸せないけど、自分を信じなさい!とあきらめない言葉を伝え続けるしかありませんでした。そのたびに素直に「うん、うん^^」と聞いていました。
小さい時から可愛がってはいたけど、厳しくしていました。ダメなことはダメ。ダサいときはお前はダサい!と素直に言い、いいところはいい!と素直にほめ、なるべく気持ちを聞いてあげて助言をしていました。
彼はおばちゃんのことが生まれたときから大好きなんです^^ おばちゃんも彼が生まれたときから大好きでした^^ 大きくなっても私が昼寝していると横に来て一緒に昼寝していました^^;私が葉山にクラスを設けてからは毎週土曜日なると現れるおばちゃんを楽しみにしていました。
期末テストの直前・・・やっぱだめかも・・・。と彼は心が弱っていました。だめかも…と思うような勉強しかしてこなかったのか?ううん・・・やった。・・・じゃあいいじゃないか!もうこれでもかと言うくらいやったんだろ?うん!じゃあテストはクリアできるよ!でも前の成績よりはるかに上がらないとダメなんだよ・・・。無理かも・・・。
そっか・・・。大変だね・・・。でも、もしも・・・万が一にもテストがダメでもお前がダメなんじゃないよ^^ お前にやるべき他のことがあるからそうなったんだからがっかりするな!それより絶対受験したい!その高校の受験してることを強く思え!どうしてそこに行きたいかわかってるんだろ?「うん。英語の勉強がしたいから」「なんで英語の勉強をしたいかわかってるんだろ?」「うん。アメリカにある会社(すごすぎて書けない^^;)に行ってそこで仕事がしたいから^^」「じゃあやるっきゃないな」「うん」
と言いながら期末テストを受けました。以前の成績をはるかに上回り受験基準の点数をクリアしました。このテストの点数で受験できるかできないか最後の成績が決まっちゃうから・・・。苦手な数学がぎりぎり・・・と言ってました。英語のテストが98点ですごくない見て~~。返ってきたテスト用紙を見せてくれました。
「すごいね~~!」と言いながらも次に出てくる言葉は「なんであと2点なのに~~^^;」と言ってしまいます^^;
大人はすぐに次を求めてしまいます・・・^^;すごい!ことだけに集中してすごい!と称えてあげればもっとよかったです。
このとき彼に尋ねました。「この2点の間違いがなんで間違ったかわかるか?」「うんわかる^^」「間違った原因が自分でわかれば次は絶対に間違わないよ!大丈夫!」「うん!」
・・・素直な心。これが人を成長させます
あとは最後に来る成績表がすべてクリアしているかです・・・。成績表はさっき言ったように無事にすべての教科がクリアできたそうです^^ すごくない?すごくない?一気にこんなに上がったんだよ~~!と喜んでました。
やればできる!と言うことを知った瞬間です^^
おばちゃんは実は心配でした。小学生のころ彼に何を尋ねても「わかんな~~い・・・」と返事をしていたからです。お前は自分の今日やったことすらも説明できないのか?自分が何を思っているということすら言えないのか?しょうがないね~~^^;ほんとにあほったれだね~~^^; と・・・。果たしてこんなに自分のことが「わかんな~~い。」って言ってて中学に上がった時勉強についていけるのかしら?生きていけるのかしら・・・?とほんとに心配でした。
でも、こちらもあきらめずに会うたびに自分の思いを言葉にさせたり、説明させたり何らかの話をして彼が気が付かないように練習させていました。
そして、人はひとたび自分の意識に自分自身がつながるととんでもない力を発揮します。何でもできるようになります。自分を説明できるようになります。わからないことを無くしていくようになります。
そしていよいよ受験です。他の滑り止めやあれこれを望まずそこ1本で受験しました。これも親の意見やおばちゃんの話を聞いて、いろいろ考えて彼が自分で決めました。滑り止めを選ぶっってことは「だめかも・・・」「他でもいいか~・・・」と思ってるからです。彼は集中することも学んでいました。
いよいよ受験に向かいます。受験1週間前に会った時、また不安がっていました。大丈夫かな~~^^; 面接も英語と日本語があるんだよ・・・「え~~~~、マジで?^^;」と英語が苦手な私は内心思いましたが・・・「あっそ。英語が勉強したいんだからあたりまえだろ!」「うん。」「やるしかないんだよ!」「うん。」って・・・言いました。そしてまた同じように聞きます。「これでもかと言うくらい勉強したんだろ?「うん・・・」「じゃあ受かるよ!」
受かるとその高校は2年生の時に留学制度があって1年間ニュージーランドに行くそうです。ニュージーランドに行きたいそうです。
ニュージーランド行きたいの?「うん。」実はさお姉ちゃん(おばちゃんとは言わない)も同じ年にニュージーランドいくかも知れない!「え~~~ほんと?」「うん。フラでね!」「え~~~マジで?^^」「だからさ、向こうで会おうよ!」「でも、広いよ・・・行く場所が違うかも・・・。」「いいんだよ、会おうよ!」「うん!」
想像してみなよ。お前が行ってるニュージーランドにお姉ちゃんが行って「セア~~~来たよ~~~!」ってハグハグしてるところ。どう?「いいと思わない?^^」照れながらも笑って「うん、いいね^^」と言っていた。想像できるか?「うん^^」
想像できた?じゃあ受かるな!「ほんと~~~?!」「ほんと!」「やった~~!」「ニュージーランドで会おうよ!」「うん!」
受験は私たちが葉山でPikaiセレモニーを行った朝でした。セレモニーに行ったとき受験は終わっていてもう疲れて今日は何もしたくない!と言っていました。
そして翌日。無事「合格」の知らせを受けたそうです^^ おめでとう!よかったよかった^^
今、彼は夢や希望は自分次第で手に入れられることを知りました。無理と思って何もしなかったら一生味わうことのないことです。無理と決めるのも自分。できると決めるのも自分。
今がスタートラインです。これから先、永遠に選択とチャレンジがついてまわります。まずは自分が何を望んでいるかそこをしっかり見つけることです。そして次の選択です。常に現実です。あとは希望を持って1歩1歩努力し続けることです。
弱音を吐きそうになったらあきらめて手放すのではなく、少し息抜きをすることです。息抜きをうまく使いこなすんです。一気にはすべては手に入りません。持続していけば少しずつなりたい自分に近づいているはずです。現実を丁寧に積み重ねるとそこに描いていた未来が作られます。
おばちゃんも彼に勇気をもらいました^^ これからも一緒にお互いの人生を楽しく活きづかせていこうと思います。
いつも、なぜか普通~にリビングに上がって来る私を暖かく迎えてくれるセア(笑)
今度、どこの会社で仕事したいのかこっそり聞いてみよ。