来たる!11月2,3日に男性フラダンサーに向けてのワークショップを横浜で行います^^
2日は女子と一緒にフラアウアナ。
3日は男子のためのフラカヒコ初級、中級。
講師はハワイ島からクムフラ ケアラ・チン。
クムケアラは今は亡き伝説のクムフラ 故ダリル・ルペヌイを師とし、師が亡くなるまでの数年間その伝説のフラハーラウ The Men of Waimapuna のカネダンサーでした。
このThe Men of Waimapunaは今でもフラ界では語り継がれるほどのグループなんです!
クムダリルにはレディスのグループLadies of Ke'ala 'O Ka Lauwa'e '85'Auana, '85Kahikoもあるのですが・・・私はなぜかカネのグループに非常に惹かれているのです。
斬新なフラ、力強さを表すためには徹底した訓練を積み重ねたそうです。
師であったクムダレルのカネダンサーへの要求は、彼の穏やかな顔の内側に潜むそれはそれは究極に厳しく、容赦しない徹底した訓練を要するフラだったようです。
カネダンサーたちは師の意をくんで日々トレーニングを重ね、鋼のような強靭な体になっていきました。そして師からのこうやって、あーやって踊って!との要求にも応えるべく精進を重ねフラに必要な体幹とバネを身につけあの伝説のフラが残されていったのです。
'86Kahiko, '84King Kamehameha Hula Kahiko ’86のアウアナの動画もあるんだけどどうしてもリンクできなかった~~(泣) FBにはシェアしたよ^^ 見てみてね!
このクムケアラも出場したメリーモナーク。総合1位でした。そしてこの翌年1987年にクムダリルは35歳の若さでこの世を去ったのです。
私が自分のクムフラ探しをしている長い年月の間、なぜかずっとこのクムフラ 故ダリル・ルペヌイが寄り添っていてくれていたように思います。
私が出会う心揺るがすダンサーや、クムフラたちのほとんどがこのWaimapunaの出身だったのです。
いつのころからか私のフラの意識の中には彼が存在していました。
このフラを絶やさないで。と言われているかのような気さえしました。
そこで、最終的にWaimapunaのなかでも一番若かったクムケアラとの出会いがあったのです。
彼の繊細だけれど力強く美しいフラ。ハワイアンの誇りをもったフラ。心の奥に響くチャント。
私はこの人と一緒にフラの道を生きていこうと決心しました。
彼と共にクムダリルのフラを残そうと決心して今に至ります。
先日思いがけない場面でクムケアラから言われた一言・・・。
「ユカリはアウアナもカヒコもどちらも完全にクムケアラのフラのスタイルになっている!」
え???何・・・???今???この瞬間に?
これには私の聞き間違いではなく、いつも通訳をしてくれているK先輩が私に伝えてくれた言葉でした。
何気に言われたこの一言は私にとっても一生の宝物になるくらいの大切な一言でした。
ずっとクムケアラの中にクムダリルを探し、いつかきっとあの伝説のフラダンサーのようになりたい!!との一心でフラをやってきました。
もちろんこれからもずっと変わらないだろうと思います。
クムケアラが大切に守っている師のスタイルを弟子の私も大切に繋いでいこうと思います。
一番弟子ですからね・・・当たり前ですね^^
私にNa Wai Pana o Kealaというフラハーラウを授けてくれたクムには心から感謝しています。フラのビートと人間の鼓動は同じもの。存在としてなくてはならないもの。クムケアラの生きている証。という意味です。
これに恥じることがないよう、胡坐をかくことことがないよう一生懸命繋ぎます。
そして、これからもフラの森の中で共に生きていこうと思います^^
・・・僕たちはフラの森の中でひとつになる。永遠に共に・・・。
これは私のハラウのためにクムがつくってくれたフラの最後の一節です。
内容はとてもラヴソングですが実際のダンスは…やはりワイマプナ調です。
大切に残していきたいと思います。
11月に行うカネダンサーのワークショップのお知らせをしようと思って書き始めた今回のブログでしたが・・・。
改めて私のフラの繋がりに心が向いてしまったのでここに書き留めておこうと思いました。
お知らせは次回にします!!
お楽しみにね^^
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