Ukulele Lab Y:tiki

Hawaiian&Jazz 個人レッスンのウクレレ教室

ジョージ・フォームビー

2018年06月23日 | ウクレレ

ウクレレ好きの方々はご存知だと思うけど、

誰それ?という方々も多いと思うので、

ちょっと彼について、

 

超端折って紹介すると、

イギリスの昔の喜劇映画スター、バンジョー・ウクレレ・プレイヤーです。

コミカルな歌をウクレレで弾き語りしていた人です。

音源を聴くと古い録音なので、音はイイわけではないし、

ふざけた歌だしと・・・敬遠する人もいるかもしれませんが、

間奏のソロ等、よーく聴いてもらうと彼のウクレレは非常に素晴らしい。

当時、イギリスでは超人気があったらしいです。

今でも根強い支持者がいるみたいですし、

ジョージ・ハリスンも彼のファンだったとか・・・。

ハワイから遠いイギリスで、結構ウクレレ愛好家が多いのは

ジョージ・フォームビーが下地を作ったと言えるかもしれません。

 

音楽的な特徴としては、

軽快でスリリングなポリリズミック・ストローク(複合リズム)など、だと思います。

彼のアプローチは、聴いても弾いてもスリルがあって楽しい。

ちなみにポリリズムを簡単に説明すると、

例えば、4拍子に3拍子を乗っけたり、

リズムが騙し絵的に聴こえます。

 

ちょっと複雑なのでフラではあまり使わないと思うけど。

踊りにくいと思う(笑)


ストローク練習方

2018年06月23日 | ウクレレ

ハワイ島のキラウエア火山の噴火、大変な被害のようですが、

心よりお見舞い申し上げます。

 

今回のテーマ、

ハワイアンやジャズの伴奏などでのストロークですが、

しっかりリズムのグルーブを出すには・・・、

てなことを少々。

 

ハワイアンにしてもジャズにしても

リズムバリエーションはいくつかありますが、

ま、ざっくりと。

 

例えば、

 

まずバックビートの感覚を体につける。

バックビートとは、

1、2、3、4とカウントして

2と4の偶数拍です。

120のテンポで弾く場合

メトロノームを半分の60で鳴らして

それを2拍目、4拍目と捉えて練習して下さい。

非常に効果的で定番の練習方法です。

ちょっと2、4にアクセントを入れてみて下さい。

 

次にシンコペーション。

ハワイアン、ジャズ共にシンコペーションは多用されます。

4拍目の裏、それから2拍目の裏も練習してね。

いつでも自由にシンコペしたり、普通に弾いたり、

コントロールできると素晴らしい。

 

普通のストロークに、

装飾として3連のストラムを混ぜたりすると、もうバッチリです。

 

任意の好きな曲のチェンジで練習したりでもイイし、

ストローク練習に集中したければ

ヴァンプで練習するとイイと思います。

 

いくつか挙げた点を更に詳細にとか、

跳ねるリズムとイーブン系の弾き分けとか、

その他、また次回以降に書いてみたいと思います。

でも・・・

このブログに付き合って頂いてる方々は知ってると思うけど、

次はいつのことやら(笑)

 

それでは、また。


Liko Tenor Ukulele

2017年05月09日 | ウクレレ

Liko テナーウクレレです。

ボディー内に Liko '98 とだけ書かれてあります。

購入時の楽器店スタッフの話では、

Kelii Ukulele の Kelli氏のお兄さんだか弟だか・・・制作だそうです。

ヘッドにはアバロンのペトログリフ、ポジションマークとサウンドホールまわりもアバロン、

グローバーのクローズド・ギアペグ、べっ甲柄のボディーバインディング、

ラウンドバック、コアボディー、マホネックといった仕様です。

透明感のある音色です。

すっかりウエザーチェックが入ってきています。

 


Kumalae Style3

2017年04月04日 | ウクレレ

 

 

クマラエのスタイル3ウクレレです。

入手した当時、ハワイでウクレレを2,3購入して帰ってきた直後だったのですが、

ネットで画像の楽器を見つけたら、気になって仕方なくなり、

気がついたらポチッと・・・つまり「気」のせいです。

前回のヌネスと同時期、1920年代あたりの楽器だと思います。

ネック、トップまわり、サウンドホールにロープバインディングが施されています。

The Ukulele:A Visual History / Jim Beloff という本の

81ページに掲載されている個体ということでした。

 

ヌネスもそうですが、たまにポロンと演るには気持ちイイんですが、

バリバリ弾くには、調整が必要です。

オールドハワイアンの楽器が好みの場合は、

最近のレプリカを入手したほうが実用的かもしれません。

ケースはキワヤさんのアーチトップケースです。

当時のオリジナル(?)ケースは付属していたのですが、

普通捨てるでしょう というくらいボロボロでした。

今は、更にもう少しボロボロです。捨てていません(笑)

 

 


M Nunes & Sons for Lyon & Healy

2017年02月21日 | ウクレレ

久しぶりの更新です。

早速、所持ウクレレシリーズの続きを・・・

今回の楽器は、ヌネス、M Nunes & Sons for Lyon & Healyです。

以前、ウクレレルシアのDavid Kawika氏がご自身のコレクションを放出した際に入手しました。

カヴィカさんのページ、Kawika Old Hawaiian Ukulele Pics の中程にもありますね。

1910~20年代あたりの楽器だと思います。古~いウクレレです。

ペグはオリジナルと思われるベイクライト製。

for Lyon & Healyとラベルにあるので、

シカゴにあるLyon & Healy社のオーダーでヌネスが作ったウクレレかと・・・

音はカラッカラに軽やかです。

作られてから1世紀程経っているもんな~

購入の際、フラガールの渋いTシャツをオマケに戴きました。

カミさんが着ています。ナゼかというと私が着ると、おなかにつッかえ・・・

ではでは、また・・・

次回はクマラエウクレレあたりを予定しています。