カサカサの感想ハダで備忘を保てるか

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アニメの文化と世論の形成

2008-01-19 03:04:14 | 研究と教育
「ヤッターマン」OP曲騒動 「意見は真しにとらえる」と読売テレビ

アニメ「ヤッターマン」のOP曲がネット上で論議を呼び、読売テレビ放送に対して批判や意見が寄せられている。同社は「視聴者からいただいた声を真しにとらえ、今後のより良い『ヤッターマン』番組制作に役立たせる」とコメントした。
2008年01月17日 21時20分 更新

タイムボカンシリーズはリアルタイムで「いただきマン」まで見た口である。
音源も所有している。

個人的には、あのOPは少し物足りない。
アコースティックギターのみで音量が少ないから、
月曜夜のゴールデンに馴染むかどうか、と。

録画し忘れたので、あの手この手でダイジェストを見たが、
中身は、特に注目されるはずのドロンボー一味の掛け合いのテンポは、
昔のままのものを保っている。声優も相当古いのに。

読売テレビばかりが注目されているが、
基本はタツノコプロのお家芸が生きているところを評価されてよいだろう。

リメイク版のアニメは得てしてオリジナルと比較されてしまうから、
製作自体が難しいのではないかと推察する。

鉄腕アトムも魔法使いサリーもオバケのQ太郎も…。
平成になって「のらくろ」をアニメ化したのには驚いた。
どう考えたって軍属なのに…きっと教育ママが大騒ぎ…と思っていたら、
ドラえもん風なアレンジになっていた。

ちなみに子供の頃、800ページに及ぶ全連載漫画集を友達が持っており、
借りて読破したことがある。他にも続編の単行本なども読んだ。

それはさておき、
ニュースになった事の発端は、
山本正之氏のコメントがネット上に上がって
物議をかもしたことにはじまるのだろう。

放映局のBBSを流して見たが、
近々のコメントは好意的なものが多い。

今回の流れは、
 暴露→批判→ニュース→反批判(好意的思考)
という図式が描けると思う。
この流れは、話題が政治でも社会問題でも
最近は短期間にこういうサイクルを為す同じ図式を
何度も見ているような気がする。

社会学的な学術知識がないのだが、
これは普遍化されるフローチャートなのか、
それとも単細胞的な動き方なのか。

後者ではないことを願って止まない。

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