Europeサマーキャンプ1981

人間が進化するの
に終点は無いのであって、生きるために人間は生きているのだから生きるこ
とに協力する生き方を自分で工夫して解決することが重要なことなのである。
ヨガの体操をして自然食を食べて瞑想するのがヨガと思っている方には理解
出来ないかも知れないが自分で実行していることは誰にも問われないので良
いのである。本当に正しいかは自分自身が知っているのであるからそれこそ
自分で自分を褒められる存在になることなのだと私は思っている。誰にも押し
付けることも必要ないし淡々と実行するのみであって自分の能力を高める努
力しか自分を助ける方法は無いのだ。であるから道場のスケジュールは絶え
ず変更になるので準備で大変だが、

大変と思っている間はまだ未熟でやがて
それが当たり前になりスムースに事が運ぶようになってくる。昼食は予定で
は屋内となっていても外の庭に変更になったりして絶えず変化するシステム
を応用している。変化した状態に気を奪われると自分自身を見失うことになる
から不安になり歓迎しない常態を自分で呼び込んでしまうことになる。だから
道場の生活をするとやがて何が起きても驚かなくなるのだ。故に心身が安定
してくるわけであって決して超能力を使ってエイやあと病人を治している訳で
はないのである。世界で難病と指定されている病気が何故沖ヨガで治るのか
を質問されて先生はこう答えている。「俺も何故治るのかは知らないんだ。何
故か知らないけれど自然に治ってしまうんだ。」と笑いながら答えていたのを
覚えている。