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【薬膳の効能】塩の効能 熱と毒素を捨てる | 薬膳料理教室 胡桃の庭 横浜-体質改善・最後に辿りつく「本当の薬膳」

2024-03-07 17:26:24 | 関連記事-調味料・甘味類・油・ハーブ・スパイス

 

塩の主な効能

寒性

1. 血の熱をとる

2. 解毒する

※塩は体を温めるとする健康法もあります。視点によって見方は異なるのかもしれません。

塩は熱をとる

塩は体の熱と血熱をとります。「血熱」とは体に熱がこもり、血に熱を持った状態を指します。

血に熱を持つと、のぼせ(時に発熱)、目の充血、出血傾向、赤みのあるできもの、イライラ、便秘など症状が現れます。塩はこのような熱証タイプに適応します。

塩は毒素を捨てる

また塩は解毒作用を持ちます。人体は毒素や老廃物を日々生み出しており、排泄する必要があります。※醤油の効能と似ています

塩は毒素を排泄する重要な役割を担っており、生命維持にかかせない物質と言えるでしょう。

個人的には塩の解毒作用に注目しています。塩は毒素を「中和」させて排泄する力があるのではないかと推測します。
https://yakuzenshokuzai.com/3/page243/


【薬膳の効能】夕顔の効能 熱をとり余分な水を捨てる | 薬膳料理教室 胡桃の庭 横浜-体質改善・最後に辿りつく「本当の薬膳」

2024-03-04 18:45:25 | 関連記事



夕顔の主な効能

涼性

1  熱毒をとる

2  余分な水を排泄する

夕顔は現代では「かんぴょう」として販売されることが多いですが、ここでは野菜の夕顔の効能を記します。

夕顔は熱毒をとる

夕顔は他の瓜類と同様、体の熱をとり解毒作用があります。

消化管に熱がこもって口や喉が渇いた時などに向いています。

 

夕顔は余分な水を捨てる

夕顔は水液代謝を高め、不要な水分を尿で出す性質があります。

特に膀胱に熱を持ち、尿の出が悪くむくみがちなタイプに良いでしょう。

私見ですが、かんぴょうに加工された場合、上記の作用は弱まる気がします。多くの場合、かんぴょうは味を付けで煮て使うため、清熱利水作用は弱いと思われます。

余談ですが、夕顔というと私は花の方を思い浮かべます。白い夕顔の花の美しさは他の花とはひと味違う気がします。それから源氏物語のヒロイン、夕顔。「夕顔」という響きも素敵です~


【薬膳の効能】ターサイの効能 2つのポイント | 薬膳料理教室 胡桃の庭 横浜-体質改善・最後に辿りつく「本当の薬膳」

2024-03-04 18:43:53 | 関連記事

 

ターサイの効能

 平性

1. 脾を養う

2. 便通を良くする

ターサイは消化吸収力を養う

ターサイは「脾」を養い、飲食物の消化吸収機能を高める性質があります。
※中医学の「脾」は西洋医学の脾臓とは異なります

基本的には胃腸虚弱による消化不良、食欲不振などの改善などに向きます。

専門的には特に気の流れが悪く、胃腸が正常に働かないタイプの人に適応します。

ターサイはを便通を良くする

ターサイは腸に潤いを与え、便通を良くする作用もあります。

大腸の粘膜が乾燥して便秘がちな人に良いでしょう。

ターサイは独特の風味があり、さっと炒めていただくのが好きです。私見では血虚の改善にも良いのではないかと考えます。

https://yakuzenshokuzai.com/page285/2-ja-2/


【薬膳の効能】金柑の効能 きんかんは気を巡らし痰を取り除く | 薬膳料理教室 胡桃の庭 横浜-体質改善・最後に辿りつく「本当の薬膳」

2024-03-04 18:42:19 | 関連記事
 



金柑の効能

 温性

1  気を巡らす

2  痰をとりのぞく

金柑は気の巡りを良くする

金柑は停滞した気を巡らし、消化を促進する性質があります。

例えばストレスなどで気の巡りが悪く、胃の働きが低下して食欲不振や消化不良ぎみの時などに良いでしょう。

横隔膜の下や脇などに脹りや痛みを感じる時などにも金柑は向いています。

体質としては気滞タイプの人に合います。お好みにもよりますが、積極的に摂ると良いと思います。

金柑入りサラダ (胡桃の庭上級クラスより)

金柑は痰を解消する

金柑は咳を止め、痰を取り除く作用もあります。

昔家庭療法で金柑の蜜煮(甘露煮)を作っているお宅もあろうかと思います。薬膳の視点から見ても咳や喘息、痰の解消などに良いと思います。

柑橘類で皮ごと食べられるのは金柑、柚子でしょうか。実よりも皮の部分に理気作用が多く含まれる(精油)と私は思います。


https://yakuzenshokuzai.com/page285/page305/


【薬膳の効能】パッションフルーツの効能 ほてりをとり乾燥を改善 | 薬膳料理教室 胡桃の庭 横浜-体質改善・最後に辿りつく「本当の薬膳」

2024-03-04 18:40:19 | 関連記事




パッションフルーツの効能

 平性

※寒性説あり

1. 熱をとり、潤す

2. 血を補う

ほてりをとり、乾燥を改善する

パッションフルーツは基本的に体の熱やほてりをとり、潤いを与える性質があります。

特に胃や肺、大腸に熱を持ち、乾燥による症状がみられる時(食欲不振、空咳、のどや口腔内の炎症、便秘など)に向いています。

パッションフルーツの凝縮した酸味と甘み、すばらしい香り、種の食感が大好きです。ヨーグルトとよく合います。

 

 

パッションフルーツは血を増やす

パッションフルーツは血を増やす作用もあり、血の不足による各種症状の改善にも良いとされます。

専門的には「血虚」タイプに適応します。

中医学では血と神(精神思惟活動を主宰)は関係し、血の不足は精神思惟活動の異常につながるとされます。

例えば血が不足すると、結果的に不安感が強くなり、夢が多い、不眠、健忘などの症状が出現します。

パッションフルーツはこのような血虚症状の改善にも適応します。

血と「神」の関係はなんとも不思議ですが、血虚の人に見られる実際の症状と照らし合わせると、納得の一言です。

https://yakuzenshokuzai.com/page285/page304/