パッションフルーツの効能
平性
※寒性説あり
1. 熱をとり、潤す
2. 血を補う
ほてりをとり、乾燥を改善する
パッションフルーツは基本的に体の熱やほてりをとり、潤いを与える性質があります。
特に胃や肺、大腸に熱を持ち、乾燥による症状がみられる時(食欲不振、空咳、のどや口腔内の炎症、便秘など)に向いています。
パッションフルーツの凝縮した酸味と甘み、すばらしい香り、種の食感が大好きです。ヨーグルトとよく合います。
パッションフルーツは血を増やす
パッションフルーツは血を増やす作用もあり、血の不足による各種症状の改善にも良いとされます。
専門的には「血虚」タイプに適応します。
中医学では血と神(精神思惟活動を主宰)は関係し、血の不足は精神思惟活動の異常につながるとされます。
例えば血が不足すると、結果的に不安感が強くなり、夢が多い、不眠、健忘などの症状が出現します。
パッションフルーツはこのような血虚症状の改善にも適応します。
血と「神」の関係はなんとも不思議ですが、血虚の人に見られる実際の症状と照らし合わせると、納得の一言です。
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