
先に謝りますが、この辺からメモを取る気力が存分に振るわなかったので、
先の内容がかなり曖昧になってきますので、過剰なクレームは堪忍してください。
・・・・・・いったん休憩に入る。
ガイドさん「どうですか、歩く速度は速いですか

?」
私「はぁはぁ…

いえ、そんな事は。ガ、ガイドさんは大丈夫ですか?」
ガイドさん「平気です。」
とても満71・・・・・・もぉいいや。
酒〇「あっ!久〇さん?」 ち、ちがう、似ているけどあれは神社の清掃員だから!
確かにここらの景色はとても素晴らしい

大和の青垣といって古事記にその美しさを歌われるほど。
あっ…崖下の民家では子供が走り回っていたり民放ラジオが大音量でかかっていたりしてる…


あんまり下のほうは見ないでおこう。
民家の間を進んでいく。みかんの置き売りがこれでもかよ

と点在していた。
やたら「甘いよ

甘いよ~

」と張り紙で強調されたみかんは簡単に盗めそうだったが…
酒〇 曰く「
奈良人に悪い人はいないのです
」
それにしてはこちらをずっと睨んでいるおじさんがいたけど…

?
景行天皇凌を横目に見つつ、櫛山古墳で足を止める。
何でも双方中円墳という珍しいかたち(真中が丸く、両脇が四角い形)なのだとか。

当時の古墳は丘を切り取って整形したところが多いらしい。

平らな地に土砂を持ってきて整形するより手間がかからない。

経費節減の精神はこの時代からもくみ取れる。

直ぐ傍には崇神天皇陵がある。

周りにはきれいな池が。
この池は幕末に整備され、今も用水池として利用されているそうで。
「昔は桜が植えられていましたが、花見の客によって景観が損なわれるため、切り取って今は松が植えられています。」
…今も昔も花見の浮かれっぷりは変わることがない

やっとのことで昼食をとることができた



が、施設の中は登山客で結構賑わっていて、座る場所がない…。
仕方なく窓べりのでっぱりに半ケツ坐りにて昼食に臨む。
国〇
「おにぎりばっかりですね…
」
そう、寄り弁を防ぐため、
おにぎり計4個を食べたのだ!が、一瞬で飽きてしまった。
そんなどうでもいい事などお構いなしに昼の部がスタートした。
せ、先生、ケツが痛いよ…

。
昼からはまた一段とスピードアップしているように思えた



念仏寺を簡単な説明を受けながら通り過ぎる。
あまり記憶が確かでないが、そのしばらく歩いた先で

ビックイベント

があったと思う。
古墳の中に入ろう・・・というのだ。
林の中をかき分けて(
途中人形の首が転がっていたのが気になったが)入口に到着。みんな我先にと突入していった。
私も気後れつつ中に入ってみた。入口の狭さとは裏腹に中はとても広い空間だった
盗掘によって今はほとんど何もないらしいが、とても貴重な経験ができた

外に這い上がってきたら、お約束の記念撮影。


ぱちり。
【 突然ですが、ここで山野辺マラソン途中経過を見てみましょう 】
同立一位でガイドさんと社長です。うーん全くペースが衰えませんね。危うく見失うところです

後続はもう団子泥沼状態ですね。みな一様に下

を向いています。
そんな冗談はさておき、途中の茶店で一休み

みな煙草をふかせたり、帰りの電車

を検索していたりした。
アイスを仲睦まじくほおばる酒〇君と中〇君がえらく印象的だった・・・
…「あっあぶない浦〇さん!」
ブウオオオン!


軽自動車がなかなかのスピードで通り過ぎる。あわや大惨事だった
このように山の辺の道は今、近辺に住む住人の重要な交通路となっていた。あぶないなーもぉー

。
左手に池があるところでガイドさんは止まった。不思議なことに周りには特に建造物や石碑などは見当たらなかった。
立て看板があった。「永久寺跡」…
・・・昔ここは平安時代に建てられた寺があったそうで、明治時代の「廃仏毀釈」によって、寺を廃絶し、神社を残そうといった運動の憂き目をまともに受けた場所だった。
看板にあった当時の相当な繁栄を描いた絵、そして「永久寺」という名前とは裏腹にいまはただ池があるのみ。
そんな皮肉さに私は時間の流れの広大さを感じました
私にとってはこの旅で

一番印象に残った場所

だったとおもいます。
ハイペースのためもう終盤に差し掛かりました。

次は石上神社でございます。
ここは神剣である七支刀(直刀の刃から6つの枝のような剣先が伸びている形状の剣)を祭っている神社だった。
さあここで歩こう会の名物企画、おみくじ対決をしようじゃないか!
逸るガイドさんを尻目におみくじをじっくり吟味して買った。
結果は…「末吉」!…なんとも下の方ですね。一緒に買った中〇君と芦〇君も同じ結果だった。
「恋愛…感情的にならないこと」
それをみた社長「当たっているがな~」
そうなの…?ええと…はい、反省します。

記念撮影をそつなくこなし、我々は只ゴールを目指してゆくのだった。
最後に訪れたのは何と天理教本部だった。
その規模の大きさはさすが市が運営している(不確か)だけあってかなりのもの。
せっかっくなので、内部に入ってみた。中もすごく広く、ハッピ姿の信者がこれでもか

というくらい掃除を行っていた。
社長
「おまえらもこれくらい掃除してくれっっちゃ!」
でもね、この人たち
一日ずっと掃除ですから!
これまたせっかくなので、天理教のガイドさんをお願いした。
突然の依頼にもかかわらずきれいな

お姉さんがガイドに来てくれた

「ここは…(ウイイン)…を祭っていて…(ウイイン)…誕生祭のときには(ズズズズ~)…ています。

」
お姉さんの素敵

な説明は、悲しいかな畳を掃除機で巡回し続ける信者さんたちにそこそこかき消されてしまった
別の見方をすれば、ただ説明を覚えていないだけかもしれないが…。
その後も何箇所か(教祖が暮らしているといわれている広間、様々な人が祭られている間)を案内してもらった。
天理教には小学生の頃「こどもおちばがえり」なる行事で行った事があって、とても懐かしい感じがした。
その時は床の模様ばっかり見ていたなぁ…。この時やっと窓から見える境内のきれいな景色を見ることができた
説明がおわり、ガイドさんと別れた…
とここで社長が
「浦〇よ!あのお姉さんならいけるぞ!なぜ電話番号を聞かんか!
今なら間に合う、連れて帰れっちゃ!」
え?あっ…あーもう行ってしまいましたね…。
あとはもうゴールは目の前。微妙なにぎわいの商店街をぬけた先には終点天理駅が!
やった!我々はついにやり遂げたぞ!

余韻をかみしめる暇なくガイドさんはまた颯爽と別れを告げ、雑踏に消えていった。

ガイドさん、ありがとうございました!(最敬礼)
あとは

電車で帰るのみ。達成感と疲労の顔色で眠る社長の顔はとてもキラキラ

してました…。
到着後、松寿司にて夕食をいただく
「何鍋かなぁ…もしかして
ふぐ??」
という変な期待は当たらずだったが、とても美味しい料理をいただきました。
みな疲労の色が濃いのか、ほとんど何もしゃべらず料理に貪りつくさまはある意味異様だった…
ともかくこうして

歩こう会

は無事に終了いたしました。山の辺よ、有意義な一日をありがとう…
最後に。天理駅のトイレにて社長に「駄作でいいから(感想文)書けっちゃ!」といわれ、
真面目な私は素直に言うことを聞き、駄作を書かせていただきましたが、歩こう会本編以上に疲れて

しまいました…。
ので次回は別の方に感想文を依頼してください…何とぞよろしくお願いいたします(笑)