・2016.8.20~24
・山小屋、、旅館、民宿泊
・天気 :平ケ岳 晴れ、以外は雨
・単独行
・歩数計:8/21 37000歩 8/22 28000歩 8/23 38000歩
1日目(8月20日)
移動日
平ケ岳は鷹ノ巣からピストンするのが一般的なコースですが、往復10時間以上の長いコースです。しんどい上、面白くないので民宿が送迎してくれる「プリンスコース」(皇太子殿下が登られた時のコース)といわれる中ノ岐コースを考えたのですが、これをピストンするのでは満足できない。
頼んで片道だけお願いしようと思っていたら、清四郎小屋が片道送ってくれることをHPで知り、予約しました。
深田久弥先生は、「バスの終点から頂上まで三日かかり、頂上からバスの始発点まで二日かかった。」と「日本百名山」で書かれています。
時代が違いますが、だからこそルートも違うし、楽して登れる。
鷹ノ巣コースピストンで途中引き返されたパーティもいらっしゃいましたが、賢明なご判断だと思います。
奥只見ダム
バス停&駐車場
ダムの船着き場
奥只見ダムの湖面を行く
尾瀬口
黒部の平の渡しを思い出させる
予約のバス。さすが山奥だけあって予約しないといけないバス。
天気と宿や船・バスまで予約してうまく晴れてくれるか心配でした。
朝、東京駅は大雨で山に入るなんて非常識と思われるくらいでしたが、
浦佐に着くころは晴れてくれて胸をなでおろしました。
国道352号線に面した山小屋
国道352号線
清四郎小屋の夕食
2日目(8月21日)
3:45 S 小屋のご主人運転のワゴン車で「中ノ岐」まで送っていただく
いわゆる「プリンスコース」です。4時出発だったのですが、皆さんそろったので早めのスタートです。
5:25 S 中ノ岐 駐車場
仮設トイレや水場もあります。
7:47 玉子石 分岐
7:53 玉子石
那智山 青岸渡寺のお札
奥駈に行けば靡(なびき)ごとにありますが、まさか平ケ岳にも来られているとは想像もできませんでした。
南アルプスの中岳でもありました。
池ノ岳~これが平ケ岳かと勘違いしました。
「中ノ又」か「中ノ岐」(地図では中ノ岐)か?
これが平ケ岳
8:30
8:47 平ケ岳頂上 ↑ ↓
頂上の先にも木道は続いている
木道の先から平ケ岳を振り返る
緊急時のテンバ。
テントを張れそうなところはここと、台倉清水しかありません。
登山口の注意書きには「はじめからテントで泊まることを予定して入山しないこと」とありました。
姫ノ池~YouTubedeで周辺の景色をご覧ください。
姫ノ池
道が見えます。ここを下ら(登ら)なければいけません。
振り返れば平ケ岳が見えます。
10:33 沢清水~清四郎小屋には水は枯れている旨の張り紙がありました。
とても飲めるものではありません。
昔は道もなく、藪漕ぎをしてここに出ると、ぶくぶく湧いていたそうです。
その頃の水はおいしかったが今は飲めないそうです。
どこかのサイトで「飲んだらおいしかった」という記述がありましたが
飲まない方が良さそうです。
ちなみに、鷹ノ巣コースは昭和40年頃に整備されたそうです。
当然、深田久弥先生が登られたときは登山道はなく、ガイドの案内により、沢から入られたそうです。
深田久弥先生の「日本百名山」によると「北ノ又川の支流中ノ岐川へ入った。・・・(中略)二岐沢を遡って一八八七米の三角点へ登る尾根に取り付いた。・・・」とあります。
11:39 台倉清水~ここも清四郎小屋には水は枯れている旨の張り紙がありました。
ここを下りるそうですが、相当下りないと水はないそうです。
11:57 台倉山
12:54 下台倉山
13:04 池ノ岳からここまでは緩い下り(登り)ですが、ここからは傾斜が急です。
13:20 一段下って(登って)、また下り(登り)。
13:47 さらに下り(登り)
14: 6下台倉山を振り返る
14:24 もっと細いところもあります。
14:45 やっと下り切りました。
ここからは林道です。
14:58 鎖のゲート
14:59 やっと登山口に下りてきました。
清四郎小屋に連泊。
昨日、土曜日はお客さんで一杯でしたが、今日は私一人です。
露天風呂(温泉ではありません)で疲れを癒します。
今日は予報では昼から雨でしたが一日良いお天気に恵まれました。
明日が心配です。
夕食メニューは配慮して下さいました。
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