7/21 (日)
5:00 起床 7:43 スタート
クマの糞。
新蛇抜沢~昔の林道跡も崩壊。
新蛇抜沢の下流でもさらに崩壊
ここまで踏み跡があるのですが、崩壊し渡渉しなければいけません。~2006年に来た時はつながっていました。
渡渉して林道跡に上がって振り返ったところ。
~しかし、今年(2014. 7)に来た時は他の場所でも崩壊していました~
~なお、この地点から左岸に上がると旧道がありそこを歩けば新蛇抜沢の崩壊地を通過せずに
上流に行けるとの情報もあります。今度、行く機会があれば探してみたいと思います。~
だんだん崩れてこの先が思いやられるなぁ、と思って歩き出したところ・・・
エンジン音が聞こえだし、カーブを曲がると工事現場が現れ・・・
平らで広い道が出来ていました。
拍子抜けするやら、うれしいやら、「楽勝だ」と足取りも軽くなって、二軒小屋までルンルン気分で歩きました。
あとで聞くと、リニア新幹線の工事用道路だそうです。
ここは2014年に来た時はもう崩壊していました。
上に見えますのは2006年に蝙蝠尾根に下ったときに通過した電力施設と思われます。
2006年の写真と見比べると、道が奇麗になると見違えるほどきれいに見えます。
東俣と西俣の分岐
二軒小屋の転付峠への道と後ろの赤い屋根は登山小屋(素泊まり)
~二軒小屋ロッジに泊まりたかったが予約がないと泊まれないので、行ったことがない転付峠越えに進みます。
二軒小屋ロッジの支配人の女性から「早川町側が荒れているので木をつけるよう」アドバイスをいただいた。
標識があるので、目安にはなりますが、見落としたのかすべてはなかったように思います。
万斧沢の頭への尾根
峠近くに来ました。
峠の南側に小屋らしきものが見えます。~トイレでしたが使える状態ではありません。
転付峠~「伝付峠」と表示したり?
峠下の水場に平らな所があり今日のねぐらとする。
7/22 (月)
聞いてはいましたが、これほどとは思いませんでした。
一応ロープはかけられていますが・・・。
あの美しい内河内渓谷はもうありません。~2009年に篠山(黒河内岳)縦走で見た渓谷美はもう見られません。
コンクリで固めた電力施設も無残に壊されています。
痛々しいまでの崩壊です。通行できません、とは言わないまでも、なんとか通れるようにしてくれていますが
修復できるのでしょうか、もともと桟橋もスリリングな付け方でしたし、谷自体が崩れて足場もないのですから。
少しはまともな所に出てきましたので、行けるかなと思ったのですが・・・。
まだまだ続き・・・
結局、谷自体が崩壊しているので、尾根ひとつ越えて下りるように道をつけられています。
やっと隣の谷に下りました。
すぐ林道に出てホッとしました。
12:55 やっと下山。
何もないので、歩き出し、途中、自動販売機を見つけ冷たい缶ジュースで生き返る。
ガソリンスタンドでバスを尋ねると「バス停でなくても手を挙げれば止まってくれる」
とのことでまた、歩き出す。
ここで次のバスの時間に近くなってきましたので待つことにする。
カンカン照りで歩くのも疲れて日陰に逃げ込んだというのが相応しい。
とにかく、丸2年ぶりの大きい山も無事帰ることが出来ました。