山田の案山子

日々是吉日

個性は人の数だけある事を忘れないで!

2015年09月26日 | 時事・ニュース
JRA錦糸町付近から見たスカイツリー

人間はそれぞれ考え方やものの見方が違うのが当然である。
其の違いを認め合い受け入れられる広い心を持つ事が大切である。


 「何故あの人は自分の事を解ってくれないのだろう」「あの人には、どんな話をしても理解してもらえないのは何故?」などと疑問を持った事はないだろうか。

 よく「価値観の違い」「考え方の違い」「性格の不一致」などと云う言葉を聞くが、そもそも自分と同じ人間は存在しないのだ。

 明るい、おとなしい、決断力がある。優柔不断などの様々な性格や価値観が複雑に混ざり合って、ひとつの個性が成り立っている。

 此の地球上には現在およそ69億人と言う人間が暮らして居る(WHO世界保健統計2012年版)。そして、其の総ての人間が「自分とは違う個性の持ち主」だと云うのは誰が考えても解る筈だ。

 世の中の「あるがまま」「当たり前」をきちんと受け入れる事が他人を認め自分を見つめ直す近道ではないだろうか。人と自分との関係や付き合い方を考える時には、冒頭の言葉が参考になるだろう。


人の長所や好い処に焦点を合わす
 例えば自分とは性格や個性が違い過ぎる、相手とうまく付き合う為には如何すれば好いのか。

 前述の様に「人には違いがあって当然」其れを念頭に置きながら、先ずは相手の長所を探してみよう。長所や褒めるべき好い処の無い人などは居ない筈だ。其れらに焦点を合わせると不思議と優しい気持ちが湧いてくるだろう。

 やがて貴方は貴方と相手との違いを認められる様になり、相手の言っている事が例え理不尽な事だと思っても、広い心で受け入れ易くなっている筈。

 「総ての人と仲良くしよう」などとは言わない。しかし、相手の良さを見直す事は、きっと自分自身のこれからに役立っていく筈。