山田の案山子

日々是吉日

東電も国も原発避難者の苦しみを本当に理解しようと考えて居るのだろうか?

2014年04月01日 | 時事・ニュース
 牛
風向きによって 地域が広がり
遠い村でも 危険だとなった

大騒ぎのあと 村が カラになり
とうとう 俺達だけに なった

我が子のように 育ててきた
お前たちを どうしたら いいのか

それぞれが それぞれに 手一杯で
オカミまで 何も 答えてくれない

何かを 感じ取って いたけれど
何も 言わなかった お前たちの目

お前たちを 小屋に 縛ったまま
振り向かないで 村から逃げた

村は 立ち入り禁止区域に なり
鍵が かかったまま 夏が来た

  [戸口ニ立ツ]山川三多著 敬文舎刊

原発避難者支援で5億円を配分 復興庁、加速化交付金の1回目
  共同通信(2014年4月1日)
 復興庁は1日、東京電力福島第1原発事故の避難者を支援する「福島再生加速化交付金」を福島県内の9市町村に5億4600万円を配分すると発表した。2013年度補正予算で創設され、配分は1回目。

 加速化交付金は帰還に向けた環境整備の他、長期避難者や移住希望者の支援等、幅広い事業に使える。政府が全員帰還の原則から、帰還と移住の両面支援に方針転換し、創設した。

 今回は個人線量計や、空間線量の測定器のメンテナンス費用を配分した。次回から本格的な避難者支援事業への配分を始める。



3年経って原発避難者支援再生加速化を決めた?
東日本大震災復興の為の金は被災地とは無縁の地で公共事業に遣われる
被災者や避難者は見捨てられたも同然とも言える

原発事故で立ち入り禁止区域に指定された避難者達は永遠に避難者か?
家畜やペット達を置き去りにせねば為らなかった被災者に罪は無い
安楽死させられた家畜も多く居るとも聞く

野生化した家畜やペット達も立ち入り禁止区域内に存在する
チェルノブイリの様に生物は永遠に住めぬ事になるかも知れない
東電と国は原発再稼働推進を急いで居る様だが

原発は本当に日本に必要なのか?
原発停止中でも災害時に停電は在るが日常生活に不憫はしない
毎日どこかで揺れて居る

南海トラフや首都直下型地震のシュミレーションが度々放送される
其の時 原発は本当に安全なのか?
形ある物は何れ壊れる

停止中の福島第一原発でも汚染水は日毎増え続けて居る
核の廃棄処理場も考えずに原発を認可した国にも責任が有る
原発放射線量基準値を超えた作業員も多く居るそうだ

増え続ける汚染水貯蔵タンクもやがて処理場を失う筈だ
原発が必要か否かは解らぬが廃棄処理は如何する心算なのだろうか?
立ち入り禁止区域が全面的に解放される日は来るのだろうか?

避難生活をして居る人々は安住の地で心穏やかに暮らせる日が来るのだろうか?
東電と国は責任持って早急に避難者に安住の地を与えるべきだ!
見舞金程度の金で誤魔化すな!/font>




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