やまがゆみこの「やまがさんち物語」

広島に棲む、おばさん画家 やまがゆみこと保護猫2匹の、穏やかで、ドタバタな制作blog

美しい色彩を出すために

2021年06月11日 18時08分37秒 | 日記

絵は誰にでも描ける

だからと言って、本当はたやすくない

アクリル絵の具は色素が少ないらしく

乾くと色むらの跡が出る

色も浅い

 

これは油絵よりも下地をガッチリしなくては

だめだ

 

まず、キャンバスを揮発性油で拭き

ジェッソという、漆喰のようなものを

2回、乾いては塗り乾いては塗り

雨の日は、この作業はだめ

次に今回はアクリル絵の具の暗めの色で、塗りまくる。

塗りむらが出るので2回行う

そして、アクリル絵の具のチタニウムホワイトで塗りつぶす

今回は、次の作である、サンドペーパーかけをしない

サンドをかけると、画面が力で伸びそうになる

今回は制作方法を考えて、サンドなし!!

 

大雨の日はできない作業

画面が不安定になるために作業を伸ばす

ここまでで、普通1週間、油絵の具の場合は1カ月弱

 

そのキャンバスで描きだせば、

下のキャンバス地に色が取られることがない

発色力がでる

キャンバス下地のタイミングを習得するのに

20年くらいでした

簡単には強い発色は出ません

 

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