昔も今も日本人は、
ヒステリックな人種になってしまったものだ。
映画の開幕に流れる、
イントロとラストの主題歌が、
その様に警鐘を鳴らしている様に聞こえた。
松竹ヌーヴェルヴァーグを生み、
差別や犯罪など、社会の歪みと闘い続けた映画監督大島渚の最大のヒット作「戦場のメリークリスマス」(83)
大島渚監督作品が2023年に国立機関に収蔵される予定のため、
最後の大規模ロードショー公開として企画された。
2021年4月、デジタル素材に修復した「4K修復版」でリバイバル公開。
「戦場のメリークリスマス」は、
デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也など、本業が俳優ではない顔ぶれをメインキャストに迎え大ヒットした。
戦闘シーンが一切登場しない異色の戦争映画。
ボウイ演じる捕虜ジャック・セリアズ少佐に、坂本扮するヨノイ大尉がいつしか惹かれていく様を、東洋と西洋の文化を融合させながら描く。
本作で初めて映画音楽を手掛けた坂本による「Merry Christmas Mr.Lawrence」は、映画を観ていなくても誰もが知る名曲として、今もなお広く愛され続けている。
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