木彫りの鹿 マトリョーシカ 会社に入って初めての海外出張。それがなじみのない旧ソ連とは・・・。目的は技術売り込みミッションの一員としてだった。初めての海外出張がソ連だったら、後の海外出張は楽だよ・・とは先輩の弁。ソ連は共産主義国のため、とっつきにくいイメージがあったが、個々の人は礼儀正しく好感が持てた。帰国の際、なにか記念になるものはと考え現地民芸品のマトリョーシカと木彫りの鹿を購入した。これらは旧ソ連時代の思い出として今も書斎の片隅に鎮座している。