🇹🇷山根基之が世界一詳しくトルコの魅力を配信するブログ
📘イントロ
山根基之がトルコに魅了され、現地を100回に渡り訪れ、発見したオススメの観光地をユーザーにお届けします。
今回は、カッパドキアを特集します。
🗺カッパドキアの地図
🇹🇷山根基之のトルコ旅『カッパドキア編』
●目次
①複合遺産カッパドキアの発掘の歴史的背景
②地下都市ギョレメ
③チャヴシン
④ギュルデレ・クズルチュクル
⑤パシャバー
⑥ゼルヴェ屋外博物館
⑦アヴァノス
⑧ウチヒサル◀︎今回特集
⑨オルタヒサル
⑩ウルギュプ
🎈山根基之がカッパドキアを深掘り解説
⑧ウチヒサル
「ウチヒサル(Uçhisar)」とは、ギョレメとネヴシェヒルの中間にある町です。
ウチヒサルとはトルコ語で「尖った砦」を意味し、巨大な岩山を掘って造られた「ウチヒサル城塞」を中心に巨岩要塞の麓に町が広がっています。ウチヒサル城塞は3つの塔のような形をしており、カッパドキアの入口の一連の「要塞」のひとつでもあります。
ウチヒサルを遠くから見ると、無数の窓の付いた険しい岩山がそびえて見えます。
これは岩壁をくり抜いて造られた部屋の窓です。一部には、浸食作用で地滑りを起こして内部が露出してしまった部屋もあります。
そして、住宅地の下には数百メートルに渡って凝灰岩盤を掘り連ねた坑道があります。
この坑道は古代に掘られたもので、敵に包囲された際に外部と連絡を取って、水の供給を確保するために掘られたと言われています。
現在は浸食により脆くなって危険なことからここで暮らしていた人々は立ち退いてしまっていますが、数十年前まで人々が暮らしていた古い住居群も見られます。
また、ウチヒサルの岩の表面には「鳩の家」と呼ばれる無数の穴が開いていて、住民は昔からブドウ畑の肥料として使うために鳩の糞を集めていました。鳩は赤色を好むため、巣の入口は赤色でペイントもされています。
火山性で土地がやせているカッパドキアならではの生活の知恵です。ギョレメからウチヒサル城塞まで続く長さ4kmにもわたる「鳩の谷(Pigeon Valley)」もカッパドキアには欠かせない名所のひとつで、その眼下に広がる奇岩群の景色も絶景です。
ちなみに鳩は肥料としての役割だけでなく、伝書鳩兼ペットとしても飼われていたそうです。ウチヒサル城塞を頂点に、段々畑のように築かれた街並みは壮観で、日本ではまず見る事のできない風景には息をのむほどです。
見晴らしが良く奇岩地帯が一望できることから人気上昇中のウチヒサルは近年、観光開発が進むエリアとして観光施設が建てられるようになってきました。
関連サイト
https://ameblo.jp/kpgmq674/
http://yukatoruko.blog.fc2.com/
https://blogmura.com/profiles/10623534/
https://snaplace.jp/turkiyekanko/
感想:
山根基之のトルコを旅するシリーズにて、トルコの世界遺産カッパドキア遺跡の素晴らしさを配信しましたが、楽しんで頂けたかと思います。
勤務先:山根基之、トルコトラベル株式会社
トルコを世界一熟知し、ユーザーエクスペリエンスに資するトルコ紀行を収筆。
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