大阪交響楽団
第168回定期演奏会
2012年7月20日(金)
19時開演
ザ・シンフォニーホール(大阪)
ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲を
演奏します
キンボー・イシイ=エトウ 指揮
山下 洋一 ヴァイオリン
大阪交響楽団
ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲、これも“案外”あまり知っている人はいないのでは?
ヴァイオリン専攻だったボクでも当然知らなくて、、、でも何故か実はなんと、ボクの指揮デビュー曲なんです。
92年のタングルウッド音楽祭で指揮科で普通参加、まだ指揮の勉強を始めて数ヶ月だっていうのに、いきなり小澤征爾先生にスコア渡されて、「これ宜しく ね、リハは明後日だから、がんばって」と、だけいわれて。。。寝ないで、勉強しましたっけ(汗汗汗・・・)ソリストは、以前のジュリアードカルテットの第 一ヴァイオリン奏者だった、ジョール・スミルノフ先生。小澤先生とR.ノリントン先生の監督の下、必至で頑張りました。
それ以来、ボクにとって最初で最後になっていたこの曲、ノリントン先生に会う度に「例のヒンデミット」あれ以来やったかい?!と意地悪そうに、言われてましたが、とうとうこの曲19年ぶりに、大阪交響楽団さんで共演することが!!!
今回のソリスト、山下洋一さんは、ボクが音楽監督を務めるマグデブルグ歌劇場及びマグデブルグ管弦楽団のコンサートマスターですが、実に美音と個性的な 感性の持ち主です。初めて氏と共演したバルトークの2番の協奏曲の演奏に圧倒され、速攻でヒンデミットの協奏曲を一緒にやりたい!という希望が浮かびまし た。楽しみです。
文、チラシ裏より
キンボー・イシイ=エトウ
(マグデブルグ歌劇場音楽監督、大阪交響楽団首席客演指揮者)
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