山を気ままにブラブラと。(旧 深雪滑降隊)

かつては、冬は「深雪急斜面」夏は「沢登り」でしたが、現在は加齢の進む体調に合わせ、ハイキング中心の登山となりました。

雪崩講習会に行ってきました。

2024年03月10日 | 雪山
 ASSHの「AvaSARアバサー」は12月に谷川とネコママウンテンで実施しました。それに続いて3月でも同様に谷川とネコママウンテンで開催されました。
 
 私は谷川の講師として参加しました。
 
※ 写真は植木撮影の他、ASSH阿部さん、ARST増渕さん、ARST小口さん が撮影のものを掲載しています。
 
 
©KOGUCHI2024
 
まずは「座学」。講師は増渕さんです。
その裏番組で実習場所のセッティングに阿部さんと向かいます。
 
 




実習場所は「谷川岳インフォメーションセンター」
その玄関には「雪崩ビーコン発信チェッカー」が置いてありました。
 
 



©ABEMikio2024
 
 探し出し用のビーコンをセットした後、想定通りに講習生を導くことができるかをチェックします。
 
 
 


©ABEMikio2024
 
シャベリング(掘り出し)のようすです。やみくもに掘るより効率的に掘ることで、救出までの時間を短くできます。
 
 
 
 


©ABEMikio2024
 
埋没者を掘り出す際の、ラッピングや保温・加温について増渕さんからのおはなしです。(私は要救助者役で雪の上に横たわります。冷たくて寒いです。)
 
 
 
 
©MASUBUCHI2024
 
 参加者の方から「実際に埋没者にヒットした時の感触を知りたい」との声があり、シャベリング後の穴を使ってプローブの間隔を確かめてもらいました。(あいかわらず横たわっているのは私です。結構寒くて冷たいです。この後、ダウンを重ね着しました。。。)
 
 斜めに刺しているのは、顔を避けるためです。実際には雪面に垂直に刺すことになります。
 
 
 


©ABEMikio2024
 
 

©ABEMikio2024
 
雪崩ビーコンで最小値を求めた後の「ピンポインティング」
 
講師増渕さんと同じ動きを習得している、たろうさん。動きと指示が的確ですばらしい!
 
 


©ABEMikio2024
 
要救助者に見立てたボードを先ほど学んだ方法で掘り出しラッピング保温加温をしていきます。
 
 
 
 


©ABEMikio2024
 
埋まっている人までのフラックスラインを旗やストックで「可視化」します。
 
 
 
この講習会の3日後、ネコママウンテンでも講習会を実施しました。
 
©ABEMikio2024
 
左から阿部さん、増渕さん、笹倉さん、水谷さん です。
 
 
 
©ABEMikio2024
 
机の上に機材を出してもらっていろいろと確かめながら座学を進めていきます。
 
 
©ABEMikio2024
 
ザックに入るように短くした要救助者保温のためのマットです。
 
 
 
©ABEMikio2024
 
アルミパウチ物のはビーコンにエラーを発生させてしまいます。というデモ。


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