登山と車旅

北海道の山 2018.08.12 白雲山 東ヌプカウシヌプリ

8月12日、朝から霧におおわれている。天気予報では昼頃から晴れ間が出そうだ。今日を逃せばしばらく雨だ。然別湖畔の白雲山・東ヌプカウシヌプリに上ろう。東ヌ・・・舌を噛みそうな名前だ。8日以来の登山だ。両方で5時間もかからぬ山なので、7時40分に道の駅を発つ。
鹿追町は十勝平野の末端で広く、道もまっすぐだ。人より牛が多いい。





8時30分白樺峠に着く。峠の路側帯が駐車場だ。雲の切れ間に東ヌプカが見える。



峠に大きな登山口の道標がある。8時40分スタート。山頂まで1時間、往復1時間40分の行程だ。すでに登山口の標高が900m、標高差350mを登るだけだ。



ささ原をすすみ、



やや急坂の針葉樹林を登る。



岩山のせいかどうか分らぬが倒木が多いい山だ。



上り始めて40分ほどで稜線に出るとなだらかになる。台地状のダケカンバ一色の樹林を15分ほど歩く、



南東側が開けた東ヌプカウシヌプリの山頂に着く、10時35分。



あいにく雲がおおっていて十勝平野の広大さは見えない。帰路、東ヌプカ下、扇ヶ原展望台から眺めた十勝平野は何処までも続き、松山千春の大空と広い大地であった。



復路は10組近くの登山者に会うほどの盛況の山であった。10時30分、登山口に着いてみれば、路側帯は満車。



登山中に雀のさえずりの様な声が聞こえていたが、ナキウサギの声だと登山者が教えてくれた。この辺りの山は岩礫の山で、風穴が多く、ナキウサギが生息する。数回見たが、動きが早いので写真にとることはできない。
たまたま、木の根の穴に入ったのを撮ったが分かるかな。肉眼でははっきりわかるのだが。大きさは手のひら大だ。


拡大、左に耳、右に目


車で然別湖畔の白雲山登山口に向かい11時に着く。こちらの駐車場も満車で、道路脇に寄せて駐車。11時10分登山開始。山頂まで1時間30分全行程2時間40分。山頂から天望山側に下りて然別湖畔を眺めながら戻る、左回りのコースだ。



東ヌプカの隣の山なので、様相は似通ったもので、針葉樹林の登山道を登る。



所々で然別湖を見下ろす。湿度が高いので汗だけはよく出る。



50分ほどで斜面を上りきって平坦な稜線に出る。



一旦下って、岩礫の道を登り返すと、



岩が重なる山頂直下に出る。



雲が切れて東ヌプカ(左)と西ヌプカが姿を見せる。



12時20分山頂に着く。



山頂からは然別湖の全景が見渡せる。湖の奥の雲に隠れているのはウペペサンケ山。



ナキウサギを撮ろうと40分ほど山頂でじっと頑張ったが1回姿を見かけただけだ。声はすれども姿は見せず。
下山は天望山のコルまで急坂を下る。利用者は少ないとみえ、ササで踏み跡がおおわれている。



湖畔を20分ほど回り、



14時15分登山口に下山。



山頂から見えた然別湖畔の温泉に寄り足湯に浸かる。



湖畔からは天望山(左)、白雲山が正面に見える。標高差300m強だから、見上げるほどではない。家族連れで楽しめる山だ。





船着き場には餌を目当てにニジマスやオショロコマが。



然別湖から糠平湖(国道273号)に抜けるつもりであったが、土砂崩れの復旧がされておらずこの先通行止め。鹿追に戻ろう。
帰路、ナキウサギが現れそうなところで30分頑張ったが空振り。



扇ヶ原展望台で十勝平野を見渡す。元々は原生林であったところだ。先は太平洋だ。



今日見た花と実











鹿追で銭湯(440円)に入り汗を流す。これから洗濯に行こう。




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