谷中マニアの優雅な生活

 谷中の個性的なシェアハウスに住んでいるマニアの生活の記録です。イベント情報、おもしろスポット情報も書きます。

男塾の皆もすなる日記というものを。

2020-02-29 19:44:37 | 日記
皆さんこんにちは! 
私は谷中研究所というご地域サークルを主宰している 代表の鈴木(ペンネーム:しょぼ黒)というものです。
今回様々なご縁と不思議なパワーに導かれ
こうしてgooブログにて面白体験の執筆を開始することになりました。 
(共同ライターにはかずひろ君、にゃんこば君という心強い人々がおりまする)

しかし面白体験のブログを書くといいましても 面白文字をつとに心がけて書く体験を久しくサボっておりましたし
自分の中の「面白いブログ」のイメージは侍魂(注:ゼロ年代の伝説的テキストサイト)で止まっている化石人間なので、
最初のうちはとにかくスベり倒すことを覚悟の上で執筆します。 
読者の皆さんの期待を大いに裏切りながらも強くたくましく育っていく所存です。よろぴく。


さて私はどんな人間か5秒で説明すると 
・街歩きをしながら 
・くだらない大喜利をする人間です。
昔から地理歴史が好きだったので街歩きが好き、
昔からユニークなことをするのが好きだったので大喜利めいたことが好み

まぁそんな感じなのです。
同時に、半端者とはいえオタク気質な人間なので
オタクイベントでくだらないことをやったりします。
季節に合わせたネタも谷中年中行事と称してやったりします。
 こんな自分でライターレベルもまだまだビギナーですが
これからよろしくお願いします。

とにかく気持ち良くなりたい、楽になりたい、解放されたい。

2020-02-27 23:59:49 | 日記
そんな思いのもと、ぼくはサウナと出会ったのです。

アルコールはなんの根本の解決にもならない。
酒の席の記憶と会話と意識は信用ができない。
たばこは髪が臭くなる。世間から煙たがられる。
大麻は国に怒られるらしい。
ブロンもたくさん飲んではいけないらしい。
筋トレは面倒くさい。疲れる。身体が重い。
二郎は太る。
射精はする度に、覚えた英単語が抜け落ちていく気がする。

とにかく気持ち良くなりたい、楽になりたい、解放されたい。
そんな意識のなか、きっと何かしらの媒体で「サウナ」というものがぼくの世界に入り込んできたのだ、と思います。
サウナは2、3年前から水面下では流行っていたそう。
というか常に水面下でブームになるかならないか、の瀬戸際をすれすれで行き来しているそう。
何をきっかけに、ぼくの生きる世界の中にサウナが入りこんできたのかは覚えていません。
なんとなしに、これは気持ちよさそうだとぼくは飛びついたんだと思います。

ぼくがサウナと出会った頃は、「ととのう」という言葉がまだ一般化されていない時でした。おそらく。たぶん。きっと。
最近ぽつりぽつりと耳にしませんか、「ととのう」って。
サ道の影響もあり、「ととのう」という言葉が一般化してきているきらいをぼくは感じております。
現に、サウナが好きと言えば、「あぁ、ととのうってやつでしょ」というイディオムが生まれつつあるので、なかなかに浸透しているのだと思います。おそらく。きっと。たぶん。

とにかく気持ち良くなりたい、楽になりたい、解放されたい。
そんな思いのもと、藁にもすがる思い、とまではいかないものの、ぼくは足繁くサウナに通うようになるのです。
当初は「ととのう」という言葉にいまいちピンときておりませんでした。
ぼくは「ととのう」ためにサウナに向かっていたのではなく、
「ブチギマれるらしい」という噂のもと、サウナに向かっていたのです。

サウナに入る。水風呂に入る。休憩をする。
この3セットがサウナの様式美です。
サウナというものに歩み寄らなくては、この流れを知ることはないでしょう。
今更すぎて言うまでもないかと思いますが、サウナは単に、あの蒸し風呂空間を指すのではありません。
蒸され、冷やされ、常温に佇む。
この一連の流れが本当の意味でのサウナでございます。

ベンチで腰掛け、虚空を臨むひと。
水風呂に浸かり、だらしのない声を上げているひと。
銭湯や公衆浴場に居座る、あの連中はなんなのだろうとずっと思っておりました。
風呂にきて、お湯に浸からないイカれた人々と思っておりました。
えぇ、あの人々は、ブチギマっていたのです。

同族嫌悪だったのかもしれません。
あの汚じさん、汚っさん共々は、未来のぼくの姿だったのです。

もともと、単に肉体的な快楽を求めて、サウナに通い始めました。
いずれは自分も快楽に溺れ、間の抜けた顔で、銭湯のベンチに佇む妖怪と化していってしまうのだろうと危惧をいたしました。

しかしです。2回、3回とサウナを経験してみますと、存外、単なる肉体的快楽にのみ特化している訳ではないと気づきます。
体の芯、心臓の奥のような、お腹から背骨あたりにかけて、じくじくとした何とも言えない恍惚感が広がるこの感覚。
それでいて、自分を俯瞰しつつも、自分と向き合っているかのような感覚。
それは、「瞑想」している時の、深い部分にたどり着いている時の感覚に似ているのです。

愚直なぼくは「瞑想」もまた、快楽を伴うという噂のもと試みた経験があります。
ただ、どうしても集中力が続かなく、自分の精神の深いところまで達する事は容易ではありませんでした。
正直なところ、ぼくは本当に瞑想を上手く出来ていたのかは分かりません。
昨今のマインドフルネス的な、意識の高さで瞑想を行っていた訳でもありません。
単なる快楽を求めて、瞑想を行っておりました。
そして、あまり手軽に快楽を感じられない瞑想を手放しました。
そんな「瞑想」の、深い部分にたどり着いた感覚に、「ととのう」は似ていたのです。

再びぼくは、奥底にいる自分と再開を果たしたのです。
思わぬ形での、再会でした。
瞑想で出会った自分よりも、鮮明に奥底の自分に触れられたような感覚がしたのです。

ただ、ブチギマっている事に変わりはないので、その時のぼくは恍惚とした表情を浮かべた、銭湯の妖怪と化していたのでしょう。

サウナは無理やり瞑想の状態に持っていくような、ドーピング的な側面もあったのです。たぶん。きっと。おそらくですが。
こうしてぼくは、サウナの快楽に溺れていったのです。
そして今に至っていくのでございます。

とにかく気持ち良くなりたい、楽になりたい、解放されたい。
その思いのもと、今日もサウナに赴きます。

「わしは前からサウナの魅力を知っていた」
そう言えるためにも、記事を作成いたします。
まだ女の子4、5人が出てくるようなアニメになっていない、今のうちにしたためます。

次回以降、それっぽい感じでそれっぽいサウナのある施設を紹介していければと思います。

そんな感じです。おやすみなさい。


江戸東京博物館に行ってきた

2020-02-25 09:22:35 | 日記
 どうも谷中研究所です。グーブログ始めました。
え、もうブログは既にある?
https://ameblo.jp/yanaka0125/ 

 アメブロの方はこれからはイベント告知用に、こっちのグーブログは谷中研究所の活動で出てきたおもしろいことを記録しておくメディアにしていきます。

 さて活動の一発目は、江戸東京博物館
もともとは谷中研究所のイベントで使う時のために江戸時代のネタを仕入れようってテンションで行ったけど、見るところがとにかく多い。

 歴史好きが行くと午後の時間はまるまる使います。冗談抜きに
しかも写真はフラッシュ以外原則OKというのも最高





国宝級の鎧とか刀も撮れます。
武士コーナーだけでも結構なボリュームです。江戸の埋め立てのやり方とか参勤交代の様子とか徳川御三家の系図の展示も詳しく載っていて、ちょっとした記念館一個分ぐらいはあります。

江戸城の内部のミニチュアが精巧


いざ籠に乗って町人エリアへ(中に入れますが動きません)


とにかくこの博物館、町の模型が精巧でリアル


職人の家の中も

歌舞伎座も立派(今よりも)
中身もしっかりしてます
助六ものをやってますね。
クレージーキャッツの映画「花のお江戸の無責任」みんなで見る会とかやってみたし


浮世絵のお店

 相撲取りの錦絵は頭と化粧まわしを交換すれば使いまわしできる優れた商品だったとか、商売上手というか合理的というか相撲取りの浮世絵づくりは写真のある現代の方が大変です。


浮世絵自体もいっぱい展示されています。
亀戸と蒲田の梅屋敷。
蒲田の梅屋敷は意外と歴史があったことを知ってびっくり、大田区は商売がへたくそ


有卦絵
縁起の良いものを描いた絵で幸運を呼ぶそう。


美人画とか風景画もあります。


浮世絵を売っているところ

現代日本人がイメージする着物よりも派手な柄が多い。着物は地味のイメージも戦後になってから若者が派手な洋服を着てお年寄りが地味な和服をいう構図が生まれて和服=地味の構図ができてしまったとか。

これは浮世絵ができるまで

江戸名所図会
今の観光ガイドみたいな本で浅草海苔の話が書いてある。浅草で作っていた海苔が江戸時代に人気になりやがて浅草周辺では生産が追い付かなくなり僕の地元、大森(小学生の時、巻き簾に生海苔をかけるだけの海苔作り体験をやりました。)や葛西でも生産するようになったらしい。海苔は乾かすのに時間がかかり、その時間の暇つぶしに海苔職人が吉原をぶらぶらしていたことから、お店に入って何も買わないことを「冷やかし」と呼ぶようになったそう。



商家の模型
しかもちょっと動きます。

中はこんな感じ

屋台の展示も

元祖、江戸前寿司、大きさは今よりも大きい。
大きすぎて二つに切ってくれと言われたことから一貫頼むと二つ出てくるようになりました。


東京コーナーも堂々の充実っぷり、でもなかなか見れませんでした。
ごめんなさい。
東京の町を歌った流行歌コーナーがよかったです。
どの年代の曲知ってるかで結構盛り上がれそう。
1960年代の歌謡曲はストレートに歌うけど
だんだん時代が経つにつれて婉曲的な感じで歌うようになります。
個人的にはYMOと忌野清志郎が入っている1980年代が推しです。

この博物館の見物のコツ

展示物はとにかく多い。歴史好きと行くと一日つぶれることを覚悟で行こう。年間パスが欲しい。
中盤の町人コーナーと最後の東京コーナー(明治から現在まで)にじっくり見たい展示が多いので序盤の武士コーナーをじっくり見過ぎないように、
 
常設展に「平成」が加わったらまたみんなで見に行こうかな