読書の秋
年中株の本読んでますが… まだまだ読み通りにはいきません。
世界倒産図鑑
先人たちの苦悶から学びを深める本を借りてきた。
こんな立派な会社がなぜ倒産?
そごう、鈴木商店、山一證券など倒産の背景がそれぞれなんだけど。
一つ非常に興味深い会社が…
三光汽船
サブタイトルが ギャンブルに勝ち続けられず倒産
(やんふうのことか?)
三光汽船の倒産についてまず、海運業とは、を理解する必要がある。
海運業は自分達で環境をコントロールできない業界。
海運は市場がグローバルでありグローバルの需給バランスによって価格が大きく
変動し経済が好転すれば需要は高まり相場は上がる。
市場のメカニズムをコントロールすることは本質的に不可能。
そこに為替レートや原油価格の外的変化の影響も受ける。
つまり海運業は「環境変化に対応する」こと。
三光汽船はその道を取らず、「環境変化を読み解きチャンスに賭ける」のスタイルで
オイルショック、リーマンショックの想定外の事象で2回の転落になってしまった。
(やんふうのことだ)
ちょっと中身を書きすぎたかな?
ま、みんな知ってる海運業のことなので許しておくれ。
で、ほんのちょっと、利益が出たらすぐ売るからと海運株を買ってしまった。
で、利益が出たよ。
もっと買っちゃえ〜
で、利益が出たよ!
喜びも束の間、下がる下がる! 配当金はもらったけどいつまでもらえるのか?
今さらソンギリなんて…
でもまだ下げる!
来期も高配当ください。そうでないと20年寝かすコースか?
この本読んだら、この先大不況来たら海運業はまずやられるだろうな。
(読む前から知ってたのになぜ買うのか? なぜすぐに売らないのか?)
今日のアゲなんて海運業に限らず、損切り上等で逃げる日だったと思う。