止むに止まれぬ事情で母が我が家に宿泊。
子供の頃は私が家に寄り付かず、年頃になったら夜な夜な遊び歩いて、ろくすぽ親との時間は持たなかった。
大人になって親のありがたみがわかってきた頃、両親は遠い地へ行ってしまった。
行動とは裏腹に、私は母が大好きだったし、父のこともそれなりに好きです。笑
本当は母が東京にいる頃にするべきだった、料理のレクチャー。
もともと料理が好きじゃないし、得意じゃない母なもので、ドンピシャ美味しいって思う料理も少ないわけで…
そんな中でも数えるほどしかない母の味。
教えてもらえるチャンス到来。
ってなわけで、初めて母の味をレクチャーしてもらいました。
お雑煮です。
さすがに、鶏ガラを煮込んでってなわけに行かないから、スープの素を使ってね。
結果、教えてもらうほどのこともないほどに簡単だった。
でもとっても美味しくて、とっても楽しかった。
私が年老いていけば必然的に母も歳を取る。
目に見えて老化していく母ともっと思い出づくりをしたい。
と思った。
一つでも多く母の味を覚えたい。
そんなことを思った今日でした。