まさに今の米国の分断から発想した映画だと聞きました。そんな分断がエスカレートして大きく深くなるとこうなっちゃうよ、ということなんですね。また人種差別ってこういうこと、や、戦争ってこんなんなんだよ、っていうのもあって、ウクライナやガザってどうするのって問いかけてきます。R指定ではないはずですが残虐なシーンがかなりあって、大量虐殺(もちろん白人同士のも含んで)を表現したシーンは恐怖で銃声に身体がビクつきました。
最後の最後、大統領と兵士の写真のシーンは「本当にこんなことがあるのだろうか?」と思うのですが、ウクライナも最初は「今、ヨーロッパで戦争?本当?」だったですよね。
観てて少し思ったのですが、福山雅治と二階堂ふみがパパラッチになった「SCOOP!」に似てるなぁ、特に最後。この映画のPは多分観てると思う。