自然の中でしあわせづくり

山好き、酒好き、人が好き、そんな想いを綴ります

好きなお酒は脳みそが覚えている

2019-11-25 10:43:23 | 日記
先日、ある新聞社主催のセミナーに参加しました。タイトルは「『第2の人生』を前に考える、我が家の片付け」です。私はもう第2の人生の終盤ですから、いまさら片付け方を勉強しても、もう遅いのですが、講師の先生が申すには、ポイントは物を"ふやさない心がけ "だそうです。
私は酒好きだから、昔から酒のラベルを集めたり、ぐい吞みを集めたりして、とにかく増えました。
そこで、考えました。いったい私がいなくなったら酒ラベルやぐい吞みはどうなるんだ。
だから、好きなお酒は全て私のお腹の中に納めてしまうことにしました。そうすれば、私の脳みその片隅に"美味かったなぁ"という記憶だけが残ります。
今は「鳳凰美田」の純米吟醸を呑んでいます。美味いです。でも、だから写真はありません。

親しき友とまず一献

2019-10-26 13:27:56 | 日記
尊敬する友人と我が家でお酒を呑みました。この人、愛用のぐい吞み持参で来ました。このぐい吞みが傑作です。ぐい飲みの内側に可愛いオカメの顔がかいてあって、お酒を呑むたびに、オカメとキッスしている感じ。なんともエッチ。写真を撮らなかったのが残念。
きょうのお酒は気仙沼の男山本店「ひやおろし 秋月の露しずく」と大崎の特別純米「あたごのまつ」。 両方とも友だちのふるさと宮城の酒です。実に美味かったな、気の置けない友と呑む酒は格別です。


小菅の里へ

2019-10-18 14:22:23 | 日記
小菅の里って、ご存知の方は意外と少なくて・・・。それでイイのです。みんなが知っちゃって大勢押しかけたら、せっかくの大切な雰囲気が台無しになってしまいますから。そんなこと言うと地元の方に叱られるかな・・・。


善光寺に行った翌日、私たちは飯山の小菅の里に行きました。小菅の里は「小菅神社」を祀る小さな集落で、村の入口を素朴な仁王門が守っています。


小菅は国の重要文化的景観地に指定されています。戸隠、飯綱と並ぶ信濃の三大修験道場だそうです。
集落の真ん中を突っ立つように急な坂道が上ると、鳥居があって、その先から奥社に続く険しい参道が始まります。あたりは鬱蒼とした杉の巨木がひしめいて、神域に足を踏み入れる感動を覚えます。


私たちは傍らの「浅葉野庵」というそば処で食事にしました。この浅葉野庵が素敵です。お店の庭は自然の草木がそのまま生かされて、その中を小流れが微かな音を立てていて、こんな風情は大勢では味あえません。


そのあと、私たちは阿弥陀堂に行きました。阿弥陀堂は数年前、映画「阿弥陀堂だより」のロケのために作られた庵ですが、今では地元の人たちに守られて変わらぬ姿を見せてくれます。
「おうめばあさん」は亡くなりましたが、おばあさんの魂は辺りの美しい景色と共に
今でも健在です。






善光寺の「お十夜」と「お朝事」に参加しました

2019-10-16 16:18:42 | 日記
長野の善光寺には何度かお参りしているのですが、宿坊に泊まってのお参りは初めての経験。
運良く、一年に10日だけ行われる「お十夜」という行事と、朝のおつとめ「お朝事」に
参加させて頂きました。 暗い参道に点々と置かれた仄かな灯りをたどって、本堂の内陣に座ります。広いお堂に響きわたる読経を聞くと、日ごろ宗教心の無い私でさえ心洗われる想いがします。 
早朝「お朝事」の前、参道に信者が参列して、お住職を迎えます。

跪く信者の頭(こうべ)をお住職が珠数でなぜる「お数珠頂戴」の儀式。

秋まっさかり、お芋が美味しい季節です

2019-10-02 13:50:51 | 日記
三芳町上富のお芋農家早川園にさつま芋を買いにいきました。今年はこのところ高温が続いたので育ちが良くて、美味しいお芋が出来たそうです。有名な「川越いも」の産地は三富(さんとめ)地区で、この時期には街道を挟んだ両側にお芋農家のノボリ旗が並びます。農家の裏には広大な芋畑が広がって、畑の向こうに森が続きます。この森の落葉がお芋にとって貴重な肥料になるのです。東京から車で僅か30分の郊外に、こんな素敵なところがあるんですよ、まだ。