「風俗営業許可」の相続で大変な事に!

2016-01-19 14:32:47 | Weblog
昨日は、麻雀店の廃業届のご相談でした。
ただ、廃業する前に、「許可」の相続と言う事をお話ししたのですが・・
8年位前にこの「相続」の問題を思い出しました。

90歳になる男性。「キアャバレー」を営業。
この男性が亡くなりまして、その息子さんが「キャバレー」を継ぐことになりました。

これは、「許可」を相続する方法で継承することが可能です。

さて、亡くなりました男性の原戸籍を取り寄せてみたのですが・・なんと、70年前に「認知した子がいたのです。

「許可」の相続には、相続人全員の承諾書が必要です。
何とかしてこの「認知された子」を探さないといけません。

先生頼みます!」っと言うことで・・「子」探しが始まりました。
本来は、郵送で戸籍や住民票の請求をすればいいのですが・・まずは、戸籍にある住所を管轄する自治体に行ってみよう・・と言う事で「行田市」へ行きました。

行田市から群馬に入り・・役場を2か所くらい放浪して、やっとその「子」を見つけました
役場の方が言うには「お孫さんもいて元気に暮らしておられますよ!」・・と。
それはそれで良かったのですが・・どうでしょうね?

突然「あなたのお父さんは、東京でキャバレーを営業していて・・」お亡くなりなりましたよ!
なんてことを聞かされたらびっくりでしょうね~!

どんな思いだったのでしょう・・埼玉・群馬と相続人探しの旅をして・・帰りの電車でその「子」の気持ちを慮っておりました!

「行政書士」って面白いなぁ~とも思った旅でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿