企画で終わった「高齢者キャバクラ」!

2016-02-07 06:03:29 | Weblog
7~8年前です。居酒屋の著名なチェーン店の社長さんから「高齢者キャバクラ(仮名)」のご相談がありました。
「おじいさんのためのキャバクラ」「おばぁちゃんのためのホストクラブ」・・なるほど、高齢化社会に向けて「風俗営業」もこれに対応する必要があることは否めません。

ただ・・「高齢者」の方々や「障害者」の方々については、「そのような場所に」出入りするのは如何なものか
と言う誰が決めた訳でもない「触れてはいけない部分」・・・タブー視されている部分が有るようです。
「偏見」とまでは言えないまでも「高齢者」や「障害者」は、「風俗店」から疎外されてきた様な気がします。

このような意味では、新宿ゴールデン街にある「欠損女子バー」は、このような「タブー」を打破する先駆者的な・・勇気のある第一歩だと思います。頑張れ!と言いたいです。
知識人達頭がいいから、このような方々の「風俗店」に対して「興味だけの集客を図っているのではないか」、「ここまで自虐的な営業は道徳に反するのではないか」・・等と批判したがります。

しかし、「高齢者」でも「障害者」でも、「健常者」と同様に「幸福追求権」を有しているのですし、「道徳」を盾にとってこれを阻止する本質的理由を有してはいないような気もします。

私としては、「高齢者」はこうあるべき!・・とか、「障害者」はこうあるべき!・・と言う差別意識を払拭して、このような方々も「健全に楽しむ事のできる」更には「健全に営むことのできる」「風俗店」の発生・存続を支持して行きたいです!

先の企画が、企画で終わってしまった事を極めて残念に思いました!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿