申請時から「1年もつのかなぁ~」・・と思うお店!

2016-01-04 05:44:08 | Weblog
100件以上「風俗営業」許可を手掛けてきまして思うのですが・・許可申請の段階で、

「流行るお店」と・・「1年はもたないなぁ~」と思うお店の区別が出来てきます。

まず、構造面では、「許可」を急ぐばかりに「内装」をいい加減に済ませているお店。
これは、「キャバクラ」に良く見られる典型的な例です。
「許可」というのは営業者サイドの問題ですが、「内装」に手抜きをするのは「お客」サイドの遊び感を無視しています。やはり、「居酒屋」と「キャバクラ」の差別化を図らないと、リピーターとはなりません。

次に、「従業員教育」が不十分なお店。
実際の例ですが、申請時から営業者さんが「ホステス」さん教育をしている場面に遭遇します。
「お客さん」を気分よくするのが「接待」の基本ですが、唯々「酒を勧める方法」だけを教育方針としているお店。
店の「利益」だけを考えていては、根本的な「サービス業」から離れてしまい「リピーター」獲得に失敗します。

次に、場所的な立地の問題。やはり、駅から遠いことです。例えば、駅から20分かかるとして、来るには来ますが、帰りが億劫です。しらふの20分酔っての20分はかなりの相違があります。
これは・・致命傷です。一元のお客は二度と来ません。

終わりに、行政書士に感謝しないお店。総合的な問題ですが、行政書士は「許可」を取るのが当たり前!と思っている営業者さんは、所轄から「許可」が出た旨の連絡があっても、我々に知らせもしません。
このあたりに、お店の将来を感じます。人間関係を図る意思のないお店は・・潰れます

追記・・「ミスマッチ」なお店。
これも実例です。「カジノ・バー」でしたが、提供しているお酒が「日本酒」のみ!
確かに、珍しい日本酒を揃えていましたが、これは「居酒屋」として営業して欲しいです。
あえてミスマッチを選択して失敗した例です。

このような、私の「」が当たらないように・・ご注意を!!!











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