独立開業！事務所はどこに？

知人で、いきなり事務所を丸の内に設けましたが・・丸々2年、全く、1本の電話もなく、仕事がなく、資金も枯渇し・・結局は廃業した！・・という行政書士がいました。

事務所選びは、何を専門にするか？にも関係します。
ただ、行政書士1年生にとっては、まだ専門をきめるのは難しいでしょうし、資金も無いのではないでしょうか？

そこで、開始時は「自宅事務所」で良いと思います。
では、「自宅事務所」に決めたとして、是非、注意して欲しい事があります。

まず、「生活感」を出さないように、事務所に使う部屋だけは整理しておきたいです。
「遺言」や「離婚」相談は、どうしても事務所で・・ということになり、そこが生活感アリアリの事務所であればかえって相談者は落ち着きません。また、仕事と生活との線引きも出来ません。だからです。

パソコン・プリンターは必需品ですが、事務所には最低でも4人掛けの椅子とテーブルは置いて欲しいです。
このスペースは確保して下さい。相談者は何時も一人で来るとは限りませんから。

行政書士は、2～3年は継続的に仕事が来ません。
自宅事務所でしばらく頑張って、専門業が決まりましたら、専門に便利な場所に移転されると良いです。

では、どのように専門を決めるのか、次回述べたいと思います。